Q9 スプレー缶はどのように危険なのですか? | 化学物質過敏症 runのブログ

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・Q9 スプレー缶はどのように危険なのですか?     
     
 
A : 
 なんでもシュッと一吹き、スプレー缶はひじょうに便利なもので、塗料、接着剤、冷却剤、殺虫剤、制汗剤、毛染め、防水、撥水、消臭、洗剤、防犯、化粧品などいろいろな用途に使われていますが、大変危険なものです。

 スプレー缶は、高圧ガスを用いて中身の液体を霧状に飛ばします。

このときの高圧ガスは、以前は不燃性のフロンが使われていましたが、オゾン層の破壊が問題となり、いまは液化石油ガス(LPG)が主流です。

注意書きにありますが、引火の恐れがあるので火気に向けて噴射することは厳禁です。

また高温の場所においておくと中身が膨張して爆発する危険があります。

 また、噴霧する中身も危険なものが多いので、窓を開けて換気をよくしてから使い、飛まつを吸い込まないように注意しましょう。

締め切った場所で防水スプレーを使って死亡したり、筋肉消炎剤を室内に撒いたあとタバコの火が引火して爆発したり、制汗剤をスプレーして凍傷になった、また火傷、目に入った、かぶれたなどの事故が相次いでいます。

 捨てる時も、以前は穴を開けてからゴミとして出すようにいわれていましたが、穴をあけるときに爆発することも多く、今では中身を使い切ったことをよく確認してから、燃えるゴミとは別に、金属ゴミとして出すように指導されています。

それでも、ゴミ運搬車の中などで爆発する事故が絶えません。