Pタイル(プラスチックタイル)  材料は有害物質の塊り!!  | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:ケミカルデイズ
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・Pタイル(プラスチックタイル)  材料は有害物質の塊り!!       
 
     
  床に、プラスチックタイル(以下Pタイル)を使っている教室や廊下は多いですね。
Pタイルには、塩化ビニルが多く使われています。

 塩化ビニルは、塩素とエチレン(石油→ナフザ→エチレン)を反応させてつくる合成樹脂です。そのままでは硬くて劣化しやすいので、柔らかくする成分(可塑剤)と劣化を防ぐ安定剤を加えてつくります。

そのほかにも、着色剤、難燃剤等などさまざまな添加剤を加えています。

 可塑剤には、フタル酸エステル類が多く使われ、安定剤にはスズ、亜鉛、ビスフェノールAなどが使われています。

フタル酸エステル類は環境ホルモン(注)として、私たちの健康や環境にさまざまな悪影響を与えることが心配されています。

ビスフェノールAも環境ホルモン作用が強く疑われています。
それから、塩化ビニルの床材からはエチルベンゼン、キシレン、フェノール、ジクロルベンゼンなどのさまざまな揮発性有機化合物(VOC 注)が揮発してくる可能性があります。

 また、いずれ建て替えやリフォームの時に、塩化ビニルの床材は大変やっかいなものになります。

なぜなら、燃やすとダイオキシン発生の危険(注)、埋め立てると添加剤がしみ出して環境を汚染するおそれ、リサイクルはお金がかかっておまけに公園の柵くらいにしかならないのです。

こんなものより、はじめは少々お金がかかっても、床はほんものの木材にしたいですね。

また、ほんもののリノリウムもおすすめです。

リノリウム:亜麻仁油(アマニユ)と木粉、コルク粉、石灰岩、松脂などを混ぜて乾燥させ、シート状やタイル状にした建材。