床ワックス(フロアーポリッシュ)  シックスクールで気分悪くなる人続出 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・床ワックス(フロアーポリッシュ)  シックスクールで気分悪くなる人続出      
   
     
 ワックスWaxとは日本語になおすと蝋(ろう)のことです。

しかし、家庭や学校で使われているワックスとは、「フローリングワックス」のことで、床面の保護や光沢を目的として床に塗るもののことをいいます。
床用ワックスは、次の三つに分けることができます。

油性   ろう・パラフィン+有機溶剤
水性   ろう・パラフィン+水
樹脂性  アクリル樹脂+水

ワックスを作っている業界では樹脂性と水性のものを合わせて水性フロアーポリッシュと呼んでいます。

樹脂性(プラスチック)のものをワックスと呼ぶのは、本来の意味からいうと間違いです。

昔はろうを石油系溶剤(有機溶剤)で溶いた油性ワックスが使われていましたが、溶剤がプラスチックの床材を傷めることから、ろうを水に溶かした水性ワックスに替わりました。

しかし、ろうは柔らかいので、より耐久性を求めてプラスチック樹脂のワックスが開発されました。

樹脂性ワックスは、アクリル系またはアクリル・スチレン系の樹脂を界面活性剤で水に溶けるようにしたものが使われています。

シックスクールの調査で、ワックスは体調不良を起こす原因物質の上位を占めています。

 樹脂ワックスの成分の例:
アクリル樹脂エマルジョン、アルカリ可溶剤樹脂、ポリエステルワックス、グリコールエーテル系溶剤、界面活性剤、可塑剤、レベリング剤、防腐剤、防カビ剤、消泡剤、水。

このように、多種類の化学物質がはいっていますが、ほとんど表示はされていません。

水性といっても、不純物としてスチレンモノマー、トルエン、キシレンのような石油系溶剤が含まれている可能性があります。

 また、樹脂系の化学物質をやわらかくするために入っている可塑剤のうち、トリブトキシエチルホスフェート(TBEP)などの有機リン酸系のものが問題になっています。

ワックスを使うなら、第一に有機リン酸系可塑剤が入っていない製品を、さらに石油系成分が使われていない製品を選びましょう。

今は天然系でもいろいろな種類が出ています。

まず、木の床がツルツルピカピカである必要があるか考え直してみましょう。

伝統的なやり方である、水吹きしたあと、ヌカ袋で磨くというので十分なのではないでしょうか。