衣類   「なになに加工」にご用心 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:ケミカルデイズ
http://www16.plala.or.jp/chemicaldays/index.html




衣類

  「なになに加工」にご用心 
私たちが日常的に着ている衣類にも、危険があります。

衣類の材料になっている繊維には、綿、絹、羊毛などの天然繊維と、石油などから作られた化学繊維があります。

羊毛による刺激や、化学繊維、特にナイロンやアクリル製の材質によって肌がかぶれることがあります。

 最近では、それ以外に、繊維の欠陥を補ったり、いろいろな機能をもたせたりするために、衣料加工処理というものが多くの衣服にほどこされています。

形態記憶加工、抗菌・防臭加工、防汚加工、防水加工、はっ水加工、防虫加工、防炎加工、吸水加工、速乾加工、染色加工、プリント加工などです。

この加工に使われるさまざまな物質によって肌がかぶれる事故が起きています。

 それらの中で一番多く見られるのが、ホルムアルデヒドを使った加工です。

ホルムアルデヒドは、殺菌剤やプラスチックの原料として使われるほか、しわや縮みを防止したり、形状を保たせるために衣類に使われています。

シックハウスの最大の原因物質でもあり、呼吸器への刺激、発がん性、変異原性などの有害性がいわれています。

赤ちゃん用品を中心にして、法律である程度規制されていますが、法律を違反して肌着などにホルムアルデヒドを使った製品が後を絶ちません。

衣類を買う際には、なるべく、化学繊維のものより、木綿や絹のものを選んだり、「なになに加工」と書いていないものを選びましょう。

衣類にかぶれる事故は、新品を着た時に起こる場合が多いので、肌に直接あたる肌着類は、一度洗ってから着るようにしましょう。