“コーヒーフレッシュ” に関するこうした情報は、新聞やテレビではまず目にすることはない。<主要メーカー>がマスコミにおける大手スポンサーだからである。
なので、疑問に思って自分からネットで確かめようとしない限り、多くの人々は “コーヒーフレッシュ” を習慣的かつ自動的にコーヒーに入れて飲み続けることになる。
おそらく死ぬまで入れ続けるであろう。
たしかに、“些細なこと” かもしれない。
しかし、一事が万事である。
“コーヒーフレッシュ” の危険性に気づかず、ずっと入れ続けているようなひとたちは、他にも無数の有害なものを習慣的かつ自動的に摂取している公算が大きいと言える。
食べ物、飲み物ほどひとを簡単に騙せるものはない。
プロのシェフなら誰でもこれに同意するだろう。
しかし、“コーヒーフレッシュ” は違法なものではない。
“コーヒーフレッシュ” はいわば “合法的なフェイク” である。
そもそも 「ミルク」 とはどこにも言っていないのだ。“コーヒーフレッシュ” であり、「メロディアン」 であり、「スジャータ」 なのだ。
「ミルク」 だと勝手に思うほうがいけないのである。
本革でなく、レザー(合成皮革)
天然木材でなく、プリント合板
生花でなく、プラスチックフラワー
ガラスでなく、アクリル
肉声でなく、機械音声
天然繊維でなく、合成繊維
etc., etc.・・・
われわれの生活環境はまさに “フェイク世界” である。
しかし、われわれの口に入るものはプリント合板の壁やレザーのソファとはわけが違う。
食べ物、飲み物に関しては、大きなリスクが常にある。
習慣化していればなおさらである。
多くの食品添加物、着色料、香料は、ニセモノを本物と思わせるために、そして低品質を高品質と思わせるためにこそ使用される。
平たく言えば、人々を “騙す” ために使われる。
そして、それらのほとんどは基本的には合法的なものなのである。
そして、世間のほとんどのひとは、「違法なものでなければ、ウソではなく、危険なものでもない」 と勝手に思っているのだ。
今日も膨大な量の “合法的フェイク” が、疑うことを知らない呑気な人々の口の中に流れ込んでいる。
それが単に “ミルクを入れているような気にさせるモノ” というだけで無害なものなら、こんな記事は書く必要はないかもしれない。
しかし、これらは一見無害に見えて、実際は “非常に有毒で危険なもの” なのである。