それぞれの組織は、各自で独自なやり方で取り組んでいます。
・テレビやユウチュウブでも、イソシアネートの危険性とその使用注意を具体的に真面目に、お堅い言葉で詳しく説明したものがあります。
左は「イソシアネートハザード」、右は「イソシアネートを安全使用法」。
・それらどちらも同じような内容で、イソシアネートの化学構造式と、その危険性の文書とを、ぶっきら棒のような読上げた放映です。
また別のイソシアネート暴露」というユーチュウブでは、空気中のイソシアネートが気管支に入って、だんだん濃くたまって、気管支がコンコンと咳をする様子が写されています。
これは2万7千回以上も見られていました。
・ポリウレタンらしい発泡断熱材スプレイで家を改造したら、空気汚染で住めなくなって困った人の動画はCBSニュースです。
長い詳しい番組です。
日本では、こういう動画などでの啓発活動は一つもありませんね。
国民を大事に思わないのでしょうか。
消費者には真面目な話は分からない、漫画でもなきゃ見る筈ない、と馬鹿にして、真面目な情報発信をしないのでしょうか。
・それらの結果で、イソシアネートを使わない代替品が市場に出てきました。
日本にもある3Mの接着剤も、昔のようにイソシアネートを使わない、そして今までの物より性能の良い製品が出てきました。塗料もこんな広告ビラで宣伝している、昔のようにイソシアネートを使わなくて、現代の中でも優れた性能の製品が出てきました。
しかも、この広告を見て下さい。
たった1枚のビラなのに、「イソシアネートを使わない、」という言葉が3カ所にも書いてあるのです。名前がそもそも「ノンイソシアネート・アクリコートエナメル」です。
たった3行の能書きに、「危険なイソシアネートを使ってない」と書き入れています。
10項目ある特徴の、第一番目に「イソシアネートを使わない塗料」と書いてあります。消費者達に、イソシアネートが恐ろしいものだということが良く知れ渡っているからこそ、こういう広告が出来るのですね。
日本では消費者が積んぼ桟敷に置かれているのに。
・こういう危ないイソシアネートに対して、日本では殆ど知らされていないし、お役所の相談に行っても頼りないけれども、世界ではどのように対応しているでしょうか。
世界での対応は、こんなに多面的に熱心でした。日本の私たちは、社旗に任せていられません。 自分で守ろう、自分で調べよう、皆と話そう、社会を動かそう、分析器を備えて調べてもらいましょう。