2:京田辺市 平成21年12月定例会 化学物質過敏症について | 化学物質過敏症 runのブログ

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○上田登議長 石田総務部長。

◎石田総務部長 化学物質過敏症の件の再質問にお答えいたします。
 まず、先ほども啓発のあり方も含めて、今後実態把握というふうに申し上げましたが、この化学物質過敏症のことを私なりに勉強すればするほど、大変悩ましい問題にぶち当たりまして、悩んでおるんですけども、原則的にはこの物質、過敏症の原因は実にさまざまでございます、ご承知のとおり。

アレルギー疾患と同様に、もう自分に合わないものは何でも原因物質になる可能性があるというようなことも言われておりますので、極端な話、化学物質だけじゃなしに自然の香料ですとか、例えば今においがきつい、キンモクセイとか、ちょっと名前が出てきませんけども、そういうものも合わない方は合わないということですんで、もうこれは原因物質を完全に取り除くことは不可能ではないかというふうに思っております。
 しかし一方で、議員おっしゃいますように現実に過敏症に苦しむ方が増加しているということもまたこれ現実でございますので、ほうっておいてもよいという問題ではないというふうなことも十分に認識をいたしております。

現時点では、その化学物質過敏症という名前自体を知らない方が、認知されていないというふうなこともお聞きしますので、またそのことが過敏症の方を苦しめるというふうなことになっているというふうにも推測されますので、市民の皆さんへの情報提供ですね、過敏症はこういうものですというようなことも含めて、啓発については市の保健当局とか保健所とか、そこらと協議しながら啓発の方法については考えてまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。
         (挙手する者あり)

○上田登議長 次田典子議員。

◆次田典子議員 基本的に樹木での過敏症と、やはり化学物質というところは全然違うんです。その認識自体、私はやっぱりもっときちっと分けて考えていただきたいというふうに思います。

それを言い出したら大気汚染だとか、食べ物によってとかいろいろいいますけど、私たちができることを一つ一つやっていったらいいと思うんですよ。

例えば、お手洗いを洗っていただく洗剤が香料の入っていないものにするとか、それから、やはりお年寄りとか子どもたちに接する職員さんは、特に女性に多いんですけども、あまりおられませんけども、香水だとか、においのきつい化粧品はちょっとそういったときは控えるとか、そういった部分の協力性というのは、やはり庁内でやっていくべきことだと思うし、また、来られる方にもやはり一つの啓発の意味を込めて公的施設での使用は控えてくださいということを協力を求めたり、病院だとか、それからいつもいろいろ連携していく団体があると思いますけれども、そういったところにも少しずつでも協力をして求めるように、JRだとかそういったところもそうです、アルプラザもそうでしょうし、その点を申し上げていくことによって、やはり化学物質過敏症の方たちの精神的なやわらぎにもなっていくし、体の部分でも楽になられるということを申し上げているんですから、取り組みを進めていただきたいと思いますが、していただけますか。
         (挙手する者あり)

○上田登議長 石田総務部長。

◎石田総務部長 啓発に向けた取り組みでございますが、議員おっしゃいますように他の自治体のホームページでも化学物質過敏症をシックハウス症候群ですとか、アレルギーとともに環境病ということで情報提供とか注意を呼びかけているところもあるのは承知いたしております。

今後、これ等を参考にしながら、どういう伝え方が、一方的に自粛といいましても、かえって自粛してくださいよということで裏づけがはっきりしていないとなかなか自粛しにくいというようなことにもつながりますので、例えばさっき言いましたキンモクセイでございますが、キンモクセイとかも大変、私の知人にもにおいが嫌やというような方もいらっしゃいますんで、完全にアレルギー反応が出るということですので、一体何の物質を制限するのかなということで、それにつながる広報をどうするかという問題もございますので、検討してまいりたいというふうに思っております。