・https://fujifilm.jp/business/material/technology/microcapsule/case/perfume/index.html
香料におけるマイクロカプセルの応用例
一定の条件下で芳香する機能を有した製品を指します。香料における応用例では、大きく分けて以下の2つに分類されます。
１．飲料や食品のフレーバーとして使用される場合
２．柔軟剤などのフレグランスとして使用される場合
１．飲料や食品のフレーバーとして使用される場合
主にインスタントラーメンの粉末スープやチューインガム、清涼飲料などに使われています。
粉末スープや粉末飲料では加熱や水分によって壁材が溶け、芯剤の香料成分が放出される チューンガムでは噛まれることで加圧により芯剤が破壊され、芯剤の香料が放出される
２．柔軟剤などのフレグランスとして使用される場合
洗濯後も芳香が続く製品に使われるものです。繊維に付着し摩擦によって壁材が破壊されることで、芯剤の香料が放出される仕組みとなっています。他には、トイレットペーパーやメモ用紙などでも同様の機能を応用した製品があります。
繊維、パルプなどに付着し摩擦やスクラッチにより芯剤が破壊され、芯剤の香料が放出される