私がとても信用している可愛い患者さんがいるんですが、二人ほど化学物質過敏症について私が詳しいということで相談がしたいという話がありました。
一人は Facebook で友達になってこれから色々相談を受けようという感じになっています。
もう一人はいきなりメッセンジャーに書いてきて友達申請はありませんでした。
12月に病院に行くということでまだ診断はされていませんでした。
正直嫌な予感はしましたが助けてほしいという人を突き放すような考えは私にはあまりありません。
できれば電話で話した方がいいんですが本人が嫌がったのでそのままメッセンジャーで2回づつやり取りをしました 。
多くの金属に反応するということで「これは金属アレルギーではないか？化学物質過敏症の可能性もあるがまずは金属アレルギーを知らべるべきだ」と伝えました。
私は医者ではありません、そうか軽々と化学物質過敏症だなどとは言いません。
化学物質過敏症の診断基準として他の疾患ではない事が前提なのです。
化学物質過敏症らしき兆候はありましたが、化学物質アレルギーの可能性の方が高いと私は見ました。
どちらにせよ金属アレルギー、接触性アレルギー、化学物質アレルギーの可能性があったのです。
食べ物に反応するということもあり解毒剤のグルタチオンを食品で補うように言いました。
特に私には「化学物質過敏症である 」と断言出来ない要素ばかりでしたので化学物質過敏症の可能性はあるからそよかぜクリニックなら診断されるであろうと伝えました。
ここまでは良かったのです、その相談者が「銀歯を抜いてグルタチオンを取るようにします」と返事した後こちらの返信ができなくなりました。
これは私からの接触を拒否するためのブロックかFacebook のアカウントを捨てた場合にしか起こりません。
過敏症というのは非常に恐ろしいものです、たったこんだけのやり取りでそうそうわかるものではありません。
確かに化学物質過敏症よりも金属アレルギーと思われる症状がひどすぎたため優先順位はアレルギーの方だろうと私の見解を話したのです。
それからどうなってかが大事なことで化学物質過敏症だったら色々と変化を起こしますし、アレルギーマーチも見受けられたので 最低でも20回はやり取りしなければいけなかったでしょう。
とにかく 礼の一言もなくこちらが何もできなくするというのは私が最も嫌う利用のされ方です。
私は化学物質過敏症に対しては今までほぼ報酬なしで頑張ってきました。
利用されてもいいのです、回復して私が必要なくなったらそれでいいんです。
それが私に対しての報酬となるわけです、嬉しいですから。
ただ世の中にはこういう人間も結構いまして今まで何回かこういう目にあってますが最近体のパーツがガタガタになったせいか精神的にすごく参ります。
こういう無礼な奴らが私のやる気をなくしたら私を頼りにしてる人にまでやる気が出なくなるということを自覚してほしいものです。
何人も何人もあちらこちらに相談して見切られてしまった人でも無礼者でなければ私は根気強く相対してそして回復に進んだ人も何人かいます。
水も飲めず死の恐怖に怯える患者を励まして、症状が出ても生き残る為に250ｍｌは無理して飲んでと励ました結果今は水分が摂れる様になったりと・・・。
何人も何人もあちらこちらに相談して見捨てられてしまった人でも無礼者でなければ私は根気強く相対してそして回復に進んだ人も何人かいます。
本当に私は最後の砦と言えるのかもしれません、もっとすごい人はいるかもしれませんが聞いたことはないですし、適当な答えをする人も少なくないと聞いてます、しかも有料で。
少し今回のことで疲れました、体調が悪い時にこういうことが起こるとどうしてもやる気が出なくなります。
でも折れた心というのはまた生えてくるものです。
それまではボチボチやります。
追記：化学物質アレルギーについてはさんクリニックの内田先生を紹介しました。
相談者は化学物質アレルギーについて調べると言い残し消えましたがネット検索では99％見つかりません。
今は化学物質過敏症と混同されいるからです、こういう情報を得られなかった彼はまた誰かに迷惑をかけて聞くんでしょうね。