・厚生省、魚介類に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を与える恐れがあるとして、妊婦ははマグロなどを食べ過ぎないようにとする注意事項を決定。一回に食べる量を80 gとして、ゴンドウイルカは2ヶ月に一回、コビレゴンドウは2週間に1回、キンメダイ、メカジキ、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラは1週間に1回、キダイ、クロムツ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、ヨシキリザメ(筋肉)、イシイルカは1週間に2回に制限(厚生省報道発表)
10.31
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三重、愛知、岐阜の3県は石原産業の土壌埋め戻し材フェロシルト約72万トンを産業廃棄物と認定することを決定
10.28
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福島県会津若松市三本松地区の住宅造成地の一部の造成を断念。ヒ素が検出されていたため
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北九州市小倉北区の石川金属工業工場から六価クロム溶液100リットルが川に漏出
10.26 ・ 千葉県柏市、第二清掃工場の焼却灰の溶出検査で基準を超えるヒ素を検出
10.25
・名古屋市、名古屋競馬場(港区)の駐車場の土壌と地下水から市の基準を超えるシアン化合物、セレン、鉛、ヒ素、フッ素、ホウ素が検出されたことを発表
10.21
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東京海上日動火災保険、埼玉県ふじみ野市の社員用グラウンド土壌から、環境基準の360倍のダイオキシンや1.2倍の六価クロム検出を公表
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名古屋市、緑区の鳴海製陶工場内の土壌から、市条例の基準値を超える鉛やフッ素、ホウ素の検出を発表。釉薬や顔料に含まれるという
10.20
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横浜海上保安部、有害物質を含んだ汚泥を横浜港に投棄したとして横浜市港北区のさくら鍍金の排水管理課主任を逮捕。高濃度の亜鉛や鉛が含まれた汚泥2トンを不法に捨てた疑い
10.18
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名古屋南労働基準監督署、ゴム製品卸売業エーゼー・ゴム洋行と、同社四日市営業所長を、労働安全衛生法違反の疑いで、名古屋地検に書類送検。タンク内に水銀が残っていたが適切な対応をせず、中毒患者を出した
・千葉県八千代市川崎重工業八千代工場の敷地内から環境基準を上回るヒ素などが検出されていたが、周辺市道から環境基準を超えるフッ素が検出が報告される
10.14
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環境省が石原産業のフェロシルトを産廃と認める見解を今夏にまとめていたことが判明
10.13
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農水省、福井県越前市で生産された米から食品衛生法の食用の基準を超えるカドミウム検出を発表
10,12
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岐阜県、石原産業がフェロシルトに別の工程から出た廃液を混入していたことを発表
10.11
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カネボウ、滋賀県長浜市の旧カネボウ繊維長浜工場跡土壌から基準を超えるテトラクロロエチレンやヒ素・フッ素・鉛の検出を発表
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三重県、四日市市大矢知町の産業廃棄物埋め立て区域の土壌から環境基準を上回る鉛やヒ素・フッ素・ホウ素の検出を発表
10. 7
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旭硝子、兵庫県尼崎市東七松町の関西工場グラウンド跡地地下水から環境基準の199倍のヒ素検出を発表。2001年の調査でも1,100倍のヒ素を検出していたことも明らかにした
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大阪市、西成区の市有地から土壌汚染対策法基準の52倍の鉛検出を発表。府の公害審議会に調停を申請予定
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都市再生機構、東京都東村山市美住町に保有する土地で基準を超える鉛や六価クロム・セレンなどの検出を発表。電気部品工場の敷地
10. 6
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国民生活センター、酢酸鉛を含む外国製白髪染めクリームについて、発疹などをおこし、安全性に問題があると注意を呼び掛けた。厚生労働省は、19社に販売・広告の中止を指導。
10. 3
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日本電気硝子従業員がタリウム中毒を起こしたことは安全配慮怠ったためであると大津地裁が認定。症状は脱毛や手足のしびれなど
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愛知県名古屋市公害対策課、都市再生機構中部支社が販売した西区の工場跡地から基準を超える鉛検出を発表
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滋賀県栗東市小野の産業廃棄物処分場近くの地下水から環境基準の13倍の総水銀検出が判明
9.30
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東邦ガス、三重県の四日市供給所隣接地の土壌と地下水から、環境基準値を超えるベンゼンやヒ素・鉛・シアンなどの検出を発表。過去の石炭ガス製造過程で汚染されたと考えられている
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東京都北区豊島の土壌汚染問題、植え込み6カ所から環境基準値を超える鉛検出が発表される。同じ場所からダイオキシンが検出されている
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福島県会津若松市北会津町の宅地造成地から環境基準を超えるヒ素を検出。産廃が混入
9.29
・ 北海道苫小牧市の石油資源開発勇払鉱場で、原油タンの清掃をしていた作業員18人が水銀中毒の疑いがある発熱や発疹を訴えていたことが判明
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長野県松本市の部品メーカー泉精密工業跡地の地下水と土壌から基準を超えるシス-1,2-ジクロロエチレンや六価クロム検出で周辺住民への説明会開催
9.28
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愛媛県松山市環境指導課、同市の日本たばこ産業(JT)旧松山工場社員クラブ敷地土壌から基準を超える鉛検出を発表
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滋賀県栗東市小野の産業廃棄物処分場跡敷地周縁部で行った地下水調査で環境基準を超えるホウ素やヒ素、鉛などの検出を発表
9.27
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福島県会津若松三本松地区の宅地造成地土壌から環境基準を超えるヒ素検出。工事中断
秋田市議会でNHK秋田放送局が移転先としているJR秋田駅東の土壌から基準値を上回るヒ素検出が判明
・北海道岩見沢市の複合商業施設「大和タウンプラザ」用地で有害物質の六価クロムが環境基準を超えて検出されていたが、隣接する市有地でも環境基準の11倍の六価クロムが検出されたことが判明
9.26
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大分県、04年度の環境調査結果を発表。八坂川(杵築市)など休・廃止鉱山の影響とみられるヒ素を検出
・ 山口県下関市の男性、中国自動車道ののり面が崩れ、亜鉛や鉛・銅などの重金属類を含む土砂が池に流れ込み観賞用の魚が死んだのは、道路排水の管理に過失があったためとして、日本道路公団を相手取り損害賠償を求める訴訟を起こした
9.22 ・ 佐賀県、唐津市肥前町の井戸から環境基準値を超える水銀の検出を発表
9.15
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富山大学、今年6月と8月の2回、理学部校舎改修工事現場から、試薬類の入った計約500本の瓶が見つかっていたと発表。土壌分析のでは基準値を超えるシアン化合物や水銀が検出
9.12
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環境省は、旧陸軍の毒ガス工場があった広島県・大久野島(竹原市)で、毒ガス兵器の一部と見られる鉄製円筒などが見つかったと発表
9. 9
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秋田県小坂町の小坂製錬所のヒ素流出事故で、鹿角区検は鉱山保安法違反罪で同製錬所と保安技術管理者らを鹿角簡裁に略式起訴し、同簡裁はそれぞれ罰金10万円の略式命令を出したことが判明
9. 7
・ 環境省、毒ガスなどに関連して環境調査が必要とされた10カ所のうち、北海道留萌市、群馬県榛東村、東京都新宿区、神奈川県横須賀市、静岡県浜名湖周辺の実施計画も公表 環境省の掲示
9. 3
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千葉県八千代市の川崎重工業八千代工場敷地から環境基準を上回るヒ素・フッ素が検出されていたことが判明
9. 1
・岐阜県、フェロシルトを使った岐阜市上西郷の農地から環境基準を上回るフッ素検出を発表
・新日本製鉄と新日鉄都市開発、北九州市八幡東区の旧八幡製鉄所跡地から、基準値を超えるベンゼン、シアン、ヒ素などの有害物質が検出されたと発表
8.30
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鳴門市の日本たばこ産業徳島工場跡地で六価クロムが流出した問題で、汚染された土壌600トンの撤去を終え、付近の住民への説明を開始したと発表
8.26
・さいたま市、サッカーやゲートボール場として地域住民に開放されていた同市北区の市有地で、土壌汚染対策法で定める基準値の30倍の鉛が検出されたと発表
8.22
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東京都足立区、14年前に鉛やカドミウムなどの有害物質が検出された化学メーカー工場跡地を汚染対策を取らないまま買収し、1996年から運動場として住民に開放していたことが判明
8.21
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経済産業省と環境省が20日に来春からバッテリーのリサイクルを義務付ける方針を固めたと報道される
8.17
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堺海上保安署、大阪府堺市の鉛精製会社「阪神金属」と現場責任者の同社役員2人を、基準を超える鉛を排出したため、水質汚濁防止法違反容疑などで大阪地検堺支部に書類送検
・ 横浜海上保安部、横浜市の三菱重工業横浜製作所本牧工場昨年基準を超える排水を横浜港に排出した問題で、同社及び関連会社社員を水質汚濁防止法違反容疑で横浜地検に書類送検
8.12
・厚生労働省薬事・食品衛生審議会の乳肉水産食品部会、水銀が胎児に対する発達障害を起こす懸念があるため、妊婦などに対し16種類の魚や鯨・貝などを食べ過ぎないよう呼びかける注意事項案をまとめた。他国と比較して基準はまだ甘い。
1食80gとして2カ月に1回まで、バンドウイルカ;2週間に1回まで、コビレゴンドウ;週1回まで,キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチマグロ、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ;週2回まで、キダイ、クロムツ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、ヨシキリザメ、イシイルカ
8. 8
・大阪府高槻市とユアサコーポレーション、本社に隣接する電池製造工場「高槻事業所」跡の古曽部地区土壌から、土壌汚染対策法の溶出量基準値の54倍の鉛、44倍の総水銀、16倍のフッ素、2.3倍のヒ素、その他有機溶剤などの検出を発表
8. 4
・ 食品安全委員会、厚労省から諮問のあった魚介類からの水銀摂取について、体重1kg当たりの耐用摂取量を国際的な機関の暫定基準である週に1.6マイクログラムを超える2.0マイクログラムと答申
8. 3
・ 三重県北勢県民局生活環境森林部は荏原ハマダ送風機鈴鹿工場(鈴鹿市高岡町)とトピア(同市一ノ宮町)の敷地内の土壌や地下水から、環境基準の630倍のテトラクロロエチレンやトリクロロエチレン、六価クロムなどを検出したと発表
・茨城・旧神栖町(現神栖市)のヒ素汚染問題で、:住民が元運送業者らを業務上過失傷害容疑で県警に告訴状提出