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「飲む農薬」とも称される日本茶の残留農薬基準値は一般の農作物と比べて数100倍。知られざるお茶の実態
2017/7/26 その他, よみもの, 有害化学物質, 農薬 投稿者: kahosaito
日頃からお茶に慣れ親しんでいる人は、多いのではないでしょうか。

茶葉をお湯や水で抽出して飲む、というシンプルなつくりかたですが、種類も豊富で奥が深い飲み物ですよね。

しかし他の食材と違い、わざわざ洗って使うことのないお茶の葉が、もし農薬まみれだったら・・・

そんなことを考えると不安になりませんか?

不安を煽るわけではなく、日本中の皆さんに今日は是非とも知っていただきたいことがあり記事を公開しました。

お茶栽培に使用されている農薬の実態
野菜などに付着しているかもしれない農薬の存在に注意している人は多くても、
正直私自身、お茶の葉については盲点でした。
お茶の栽培においても、農薬が使用されている場合がほとんどと言っても過言ではないでしょう。
そんなお茶栽培に使用されている農薬の実態について調べてみました。

農薬が使用される理由

品種改良がなされた茶園ほど虫や病気の標的になりやすく、
その防除のためには必要になってくると言われています。

例えば、葉を折り畳んで卵を産みつけてしまうハマキムシ。
その幼虫が葉を食害してしまい、炭疽病やもち病と呼ばれる病害も、茶園を維持するには厄介な存在です。

それらを防御しないと、緑茶の需給安定は難しいと言われています。
要するに低コストで大量に生産するためには必要不可欠な栽培技術である、ということに他なりません。

ただし”一般的には”散布された農薬は日光による光分解や化学反応分解、風雨によって洗い流されるという理由から消失すると言われていますが、一方で残留農薬があるお茶も次々と発見されるなど消費者からすると気が気じゃないでしょう。


お茶の残留農薬基準の実態
消失すると言われている農薬について、残留農薬基準について見てみましょう。

国の法律では、食品衛生法に基づく残留基準と農薬取締法に基づく
農薬登録保留基準によって安全性を確保している、と言われています。

人体が一生摂取し続けても安全な量というものが設定され、
個々の農産物を摂取することで身体に入る農薬の総量が、
この基準以下になるよう農薬の使用基準が設定されているのです。

例えばお茶に使用できる農薬は100種類近くあると言われています。

それぞれに基準が定められており、かつ1人が1日に食べるであろう量も、それぞれの食材で定められています。
例えばお茶であれば、1日に3杯のお茶を飲むことを基準にした「残留農薬基準」が定められているのです。

参考文献:農薬・添加物について 公益社団法人 静岡県茶業会議所
参考文献:食品中の基準値 公益財団法人 日本食品化学研究振興財団