2: 『香害』という新しい害について。 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・そもそも香りの好みは千差万別なのです。

自分が良い香りだと思っていても、隣にいる人には不快な香りかも知れないことを、もっと認識するべきではないでしょうか。


実は危険な柔軟剤の香りの成分とは
 
ラベンダー畑の真ん中で思い切り深呼吸しても、大部分の方がリフレッシュできることでしょう。
(ラベンダーの香りが嫌いな方や、重篤な花粉アレルギーの方は例外として…)

それは、その香りが天然だからです。

柔軟剤に含まれる成分は、化学合成された香りなのです。

これは有名メーカーの柔軟剤の成分表です。

この中には、除菌成分の第四アンモニウム塩なども、目に入ると炎症を起こすこともありますが、
よく見てみると、これだけ香りを謳っているのに、その成分は香料の1項目のみなのです。

これは、同じ用途の添加物なら一括表示が許されるからなのです。
CMでは「数百種類の組み合わせから選んだ香り」と、堂々と宣伝をしているのに!!です。

実は業界側は、この香料の成分を公にはしていません。

しかし、ここに興味深いデータがあります。
静岡県環境衛生科学研究所が2013年に、静岡市内で販売されているローズやフローラル系の柔軟剤や洗剤の、香り成分の商品テストを行いました。

No.1~8が、柔軟剤など8銘柄
No.9  が、洗剤1銘柄
No.10が、消臭芳香剤1銘柄です。

以下の10成分の含有量を研究所がそれぞれ調べたところ

上のような結果になりました。
参考;ちょっと気になる柔軟剤の香り『静岡県環境科学研究所』