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6月25日に放送された「世界一受けたい授業」で、レベッカ先生がやっていた実験のレ...
q87rockさん
2011/8/2709:20:45
6月25日に放送された「世界一受けたい授業」で、レベッカ先生がやっていた実験のレシピを教えて下さい。
6月25日に放送された「世界一受けたい授業」で、レベッカ先生がやっていた「水と樹脂を混ぜた透明の液体と、イソシアネートという糊のようなものを混ぜ合わせると、急激に膨らんで固まります。」という実験は、小学生の子どもが安全に出来るようなものですか?
出来るとしたら、その材料のレシピと、どんな店で、どの程度の値段で購入できるかを教えて下さい。
ベストアンサーに選ばれた回答
crderamaittahj10さん
編集あり2011/9/119:08:37
結論は、子供が安全に出来るものとはいえないです。
ちゃんと大人の話を聴く子で、アレルギーや化学物質に過敏な症状を示す体質ではない子でないと無理だと思います。
番組を観ていませんので、推測です。
ポリウレタンフォーム(発泡ポリウレタン)のことでしょうね。
水とポリオールにイソシアネートを混ぜると、ポリオールとイソシアネートが反応しポリウレタンという固体になります。
その時に発熱して水が蒸発します。
また、水とイソシアネートが反応すると二酸化炭素が発生します。
気体(水蒸気、二酸化炭素)を発生しながら固体になるので、膨らんでいきます。
大まかな説明だとこんな感じです。
既に回答があるように、イソシアネートは毒性が比較的強い物質です。
特にモノマーや低分子のイソシアネートは、蒸気になりやすいですし、刺激性が強く、臭いをかいだだけでくしゃみが出たり、湿疹が出たりする人もいます。
イソシアネートの種類によっても、人体への影響が違います。
番組で使っていたのは、糊のようなものということですので、低分子化合物を極力減らしたタイプ(プレポリマー)だと思いますが、全く入っていないとは言えません。
またポリオールに触れると湿疹が出る人もいますので(かなり少ないと思いますが)、注意が必要です。
ポリオールに触媒(反応を速くする物質)を加えていますので、触媒の種類によって症状が現れる人もいます。
症状が出るかどうかは、かなりの個人差があります。
ポリウレタンフォームには、軟らかいタイプ(軟質)と硬いタイプ(硬質)があります。
水を加えるということは、硬質のような気がしますが、硬質の方が発熱が大きいと思うので、すぐに素手で触らないよう注意が必要です。
工場などで作業する場合は、保護眼鏡・マスク・手袋着用、換気に注意して使うものです。
ちゃんと理解して使用すれば、少量であれば問題ないと思いますが、何をやらかすのか分からない子供に任せるのは危険だと思います。
一般販売品は、軟質なら自分で混ぜるものがあるようですが、硬質はスプレータイプのもの(混ぜる手間が必要ないもの)が多いようです。
硬質は取り扱いが難しいということでしょうね。
http://www.padico.co.jp/products/hobby/decollage/deco_07_04.html
http://www.hands-net.jp/goods/10139-001028004013001
http://item.rakuten.co.jp/fbird/atf-001-12/
参考:
http://www.urethane-jp.org/manual/index.html
追記:
2液を混ぜる硬質発泡ウレタンなら、自動車のシャーシを強化するために使われているので、車の改造屋(カスタムショップ?)であれば売っているかもしれません。
ホームセンターのDIYコーナーにも、もしかしたらあるかもしれません。
勘違いされるといけないので、補足です。
私の回答としては、安全か危険かといわれれば、安全とはいえないということです。
十分に注意して取り扱ってくださいということです。
そばに付いている大人が、その自覚と責任を理解して、子供に説明し、万が一の時に対処できるか考えているのかということが重要です。
risamuokiさん
2011/8/2710:37:55
イソシアネートの一部は
イソシアン酸が含まれ、トルエンの百万倍の毒性があります。
呼吸器や目の炎症の他、中枢神経を侵される危険性もあり、
取り扱いには充分な注意が必要です。工業的には非常に有用性が高いのですが、
ホルムアルデヒドなどと同様に、取り扱いには充分注意する必要があります。
という記述があります。
ポリウレタン樹脂の硬化剤として使われるイソシアネートは強い毒性を持っています。
モノマー(単量体)のイソシアネートは大変強い毒性を持っています。
という記述も。小学生の子どもは、避けた方が良いように思います。