80;科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル(改訂版) | 化学物質過敏症 runのブログ

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・6.5. 居住改善
この章では、住宅内で健康影響を生じる有害な物質量を減らすための手段として、「発生源管理と発生低減」と「換気による排出と希釈」の二つの方法を中心に述べてきました。しかし、表 6.5.1. に示すように有害物質は発生源から室内空気を介して人体に直接取り込まれる気体ばかりではありません。例えば、アレルギーを引き起こす物質としてはダニに由来する物質やカビに由来する胞子、外気中の花粉などもあります。

そのほか、建材から移行した可塑剤などが溶出・付着したほこり、外界からの粉じんなどによっても健康影響が生じると言われています。
このようにそれぞれの発生原因や摂取経路に応じた、個別の発生源対策が必要ですがその多くは固形粒子の形で人体に入ることから、対策としては、①建材・部品等の選択や居住改善による発生低減、②換気設備とフィルター等による侵入防止、③通風・清掃等による除去・堆積防止、など居住行動と居住環境改善に係るものが中心となります。
ここではそれら対策のうちでも、居住者が対応できる代表的な活動として「清掃」と「保守管理」をとりあげ、カビとダニへの対策を中心にポイントを述べていきます(非住宅建築物に係る清掃や厨房保守業務は対象としません)。 

runより:voc研究会の津谷桜子さんからご指摘頂いたので追記しますね。

・質問がこの5項目だけなんですね。VOC代表ホルムアルデヒドとSVOC総合だけなのですね。毒性学を待つまでもなくSDSと見合わせても変ですよ。実測してみれば、VOCもSVOCも少ないままで有害化合物が許容濃度を超えている空気はざらですから