テフロン 有害物質ー12ー5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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ノースカロライナにおける飲料水についての研究の共著者であるクナッペは、それは矛盾する情報なのだから、州の環境当局はその極めて高いレベルの GenX を摂取しても安全であると言うべきではなかったと感じた。

”私は実際に、 71,000 ppt という数字に胸が痛くなる”と、ノースカロライナ州立大学環境工学部の教授クナッペは述べた。

”そのような数値を出して、それらのレベルでも水は安全であると人々に言うことができるとうそぶくのは無責任である”。

 

 その地域の多くの人々はまた、汚染について危惧し、混乱している。

デボラ・ブキャナンは彼女が利用する飲料水中の GenX のことについて聞いて以来、彼女が 2015年になぜ甲状腺がんと甲状腺機能障害を患ったのかを説明するのに役立つかどうか、いぶかっている。

GenX がどのように人の甲状腺に影響を及ぼすのかに関して利用可能な研究はないが、Google のクイック検索は、ノースカロライナ州リーランドに住むはブキャナンに PFOA は甲状腺の疾病に関係していることを示した。

”私は、どの様にして私がその病気になったのかよくわからないが、それは私を驚かせた”。

 

 その地域の親は特に心配した。そのニュースが報道されるとすぐに、”我々のグループのがんの子どもをもつ母親らはフェイスブックに投稿し始めた”と、2012年に息子が白血病を発症した後、がんの子どもを持つ地域の親たちの会を組織したアミー・ヘルマンは述べた。

”私が最初に考えたことは、彼にがんを発症させたかも知れない何を私たちは彼に暴露させたのか”とヘルマンは述べた。

”私がその次に考えたことは、 私たちにはまだほかに3人の子どもがいる。どの様にして彼らを守ればよいのか?”。

 

 ヘルマンのグループ、ウィルミントン子どもかん支援グループには、何人かの白血病の子どもを持つ家族、及び珍しいタイプの肝臓がんの子どもを持つ3家族を含んで、 50家族が参加している。

人間における GenX と肝臓がんの関連を示す研究は発表されていないが、 PFOA は人間の肝臓がんと関連がある。

当初は”企業秘密情報”として分類されていた情報を使用して EPA のウェブサイト上に掲載されている産業側の研究以外には、 GenX の健康影響に関して入手できる研究は非常にわずかしかない。

 

 研究者らがケープ・フィアー川で発見した他の化学物質についてはほとんど知られていない。 GenX に加えて、科学者らはその川の水から6種類の他のパーフルオロアルキルスルホン酸(PFAS)化合物を検出したが、あるものは GenX の100倍のレベルであった。専門家らは合計で3,000 から 6,000 の異なる PFAS 化合物があるかもしれないと見積っている。

 

 ”私は、異なる化合物の数と多様性を見て衝撃を受けた”と、EPA の国立暴露研究試験所の研究科学者であり、ノースカロライナ調査の共著者であるアンドリュー・リンドストロームは会議で聴衆に告げた。

”あなた方は自身に問いかけなくてはならない:下流側にある水処理施設は大丈夫なのか? そして非常にしばしば、その答えは非常に良いというわけではない”。