-8:生物多様性と生態系への影響に関する世界的な統合評価書 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・マーテン・ベイレフェルト・ヴァン・レクスモンド:生物学者、学習による自然保護論者。

ライデン大学とアムステルダム大学で学び、1974年、最初の著書「ヨーロッパにおける被捕食鳥類」で学位(Ph.D)取得。

オランダの世界野生生物基金(WWF)の設立メンバーのひとりとして、スイスでWWF の国際事務局職員となり、のちに国際自然保護連合(IUCN)の生態学委員会の委員長を勤めた。

1980年代半ば、スイス熱帯公園をノイシャテル(現在はスイスのケルツアーにある)に設立し、平行して中央アフリカのベリーズに、シップステム自然保護区を設立した。

長年にわたりヒゲワシ保護基金の総裁を勤め、アルプスとその他のヨーロッパの種の再紹介を行った。

現在、スイスと南フランスで半分ずつ過ごし、2009 年に浸透性殺虫剤タスクフォースの委員長に就任以来、多くの時間をこの化学物質の生物多様性と生態系、特にミツバチ、マルハナバチ、チョウ、への世界的な影響と、公衆衛生学的影響の疑いについての調査に割いている。
ジャン-マルク・ボンマタン:フランス国立科学研究センター(CNRS, フランス)研究員。

1987年、ボルドー大学(化学物理学)で生体膜とペプチドの相互作用を様々な分光分析に手法を用いて研究し論文を完成した。

これが魅惑的なハチの世界との最初の科学的な出会いであった。

というのは研究したペプチドの中にハチ毒が含まれていたからである。

そのすぐ後、1989 年まで、カナダ国立研究機関(オタワ、カナダ)に所属し、ここで固相NMR による生体膜におけるコレステロールの動態を研究した。1989 年後半より分子生物物理学センター(CBM, CNRS, オルレアン、フランス)に所属し、高解像度NMR による様々な生体分子の構造活性相関についての研究を始めた。

これらの生体分子の多くは、標的に対して毒性をもっていた(抗菌剤、抗真菌剤、昆虫の神経毒など)ため、“いかにして殺すかという方法を知る事が、生物学的メカニズムを知るカギとなり、命を救う方法を知ることにつながる”という考えを有するに至った。2008年から12 年間、いわゆる峰群崩壊(CCD)についての欧州プログラムに参加し、土壌、水質、花粉や花蜜中の農薬分析およびハチに寄生するダニ(ミツバチヘギイタダニ)の媒介するウィルスの発見に携わった。

浸透性殺虫剤タスクフォースには、ごく初期から関わり、その運営委員会のメンバーでもある。

また、いくつかの公的機関の授粉昆虫に対するリスク評価に、ITSAP (フランス蜂授粉協会)、ANSES (フランス食品環境労働衛生安全庁)、OECD(経済協力開発機構)など、国あるいは国際レベルで関わっている。

 

runより:うーん・・・今回は引用なのでもっと削った方がいいという気がしてきました(^_^;)