・イソシアネートがどのくらい強い毒物かということを、規制濃度で較べてみました。 作業環境管理濃度を青で、 シックハウス指針とを茶色で書きました。
枠だけの白いのは、作業環境と室内汚染の平均比率から推定したものです。
目盛は対数で、1目盛り10倍ずつの階段です。
トルエンが健康影響する濃度に比べて、イソシアネート類は、1万分の1ないし5万分の1のうすさで、健康影響が始まります。
(日本では、化学物質過敏症やシックハウスはアレルギーより低い濃度で始まるとされていますが、欧米ではイソシアネートでアレルギーが起る濃度は0.00007ppmと地域環境基準値にしていますが、トルエンやホルムアルデヒドシックハウス濃度より1万倍も薄くて、日本の化学物質過敏症定義と矛盾しています。)
こういう物が、現在の日本の大気には広くいろいろな発生源で検出されているのを、お知らせしないわけにはいきません。