医師が集団化学物質過敏症発生と見抜いた例 | 化学物質過敏症 runのブログ

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札幌市豊平区平岸の住宅街で、複数の住民が化学物質過敏症のような症状を訴えており、札幌市は二十六日、本格的な調査に乗り出すことを決めた。

周辺の土壌や大気の調査を行う予定で、市は「複数の住宅での(化学物質過敏症の)集団発生は聞いたことがない」としている。 
現場の町内会の調査によると、六月から今月中旬にかけて、十一世帯の三歳から六十七歳の男女十九人が「目がかゆい」「激しいせきがでる」などの症状を訴えた。

このうち四人が化学物質過敏症、一人が気管支炎と診断され、現在も通院しているという。 
これら十一世帯は一戸建て住宅やアパートに住んでおり、半径三十メートル内に集中している。 
市は町内会の要望を受け、今月二十二日に二世帯で室内のホルムアルデヒド濃度を簡易測定し、うち一世帯で国の指針値をやや超える値が出た。 
また、現場近くの建物解体・新築現場に対して、防じん用のネットで覆って工事するよう求めるなどしてきた。 
二十六日には町内会に対し、市が説明会を実施。

住民から「体調不良で夜も眠れない状況が続いている。市が原因を突き止めてほしい」との強い要望があり、今後、本格的に調査に乗り出すことを決めた。

周辺の土壌や大気を調べるほか、周辺で有害物質が使われていないかなどを調査するという。 
札幌市内で小児科クリニックの院長を務め、化学物質過敏症に詳しい渡辺一彦医師は「集中した地域で集団で発生していることから、外から原因物質が各家庭に流れ込んだ可能性が高い。

市は特定を急いでほしい」と話している。

 

runより:結構前の事なのですが渡辺先生が化学物質過敏症とすぐ気づいて適切な処置がなされました。