http://jja.jsaweb.jp/am/view.php?pubdate=20040330&dir=2004s&number=04s_gl000311
一般演題
化学物質過敏症
座長:青木秀夫(下仁田厚生病院内科)
311.アレルギー性職業性喘息の予防のガイドライン―国際調和システム(GHS)に準拠した感作性化学物質―
佐藤一博 日下幸則
福井大学医学部環境保健学
世界中には2,000万種以上の化学物質が存在する.
国際化によって多くの化学物質が移送・取引されていることを考えれば,化学物質の適切な取扱・管理に必要となる危険性・有害性の記述やラベル表示のための,危険性・有害性に基づいて化学物質を分類するための国際的に統一された基準が求められており,2003年7月に国際連合より’危険性・有害性の分類・表示のための国際調和システム(GHS)’が勧告出版された.
今回,GHSに準拠したアレルギー性職業性疾患の感作性物質(58種類)と,アレルギー性職業性喘息の予防のガイドライン(案)を提案する.
第16回日本アレルギー学会春季臨床大会 2004年5月開催