亜硝酸ナトリウム~とくに魚肉ソーセージで危険な発色剤~
亜硝酸ナトリウムは発色剤と呼ばれるものです。
先ほどの赤色104号は着色料で、色を付けるためのものでした。
一方こちらはもともと含まれていた色素をより発色させるためのものです。
ソーセージやハムに含まれていることが多いのですが、ニトロソアミンという物質を作って発がんを引き起こします。
このニトロソアミンは魚に含まれる二級アミンと反応してできやすいので、一番危険なのは魚肉ソーセージになります。
安いお弁当に、天ぷらのようにして入っているので気を付けましょう。
これも諸外国で禁止です
サッカリン~発がん以外にも危険のある人工甘味料~
いわゆる人工甘味料です。
とくに気を付けなくてはカロリー控え目の弁当で、砂糖の代わりに加えられています。
サッカリンはノンカロリーの飲料に使われていて、たしかにカロリーはありません。
ですが、あまり体にいいものではなく、逆に肥満を起こす原因であるという説もあります。
一部では発がん性も指摘されていて、海外では禁止されている国もあります。
デヒドロ酢酸ナトリウム~ほとんどの国で禁止されている防腐剤~
防腐剤として使われます。コンビニ弁当としては必須にも思え、構造式的にもそんなに怖くないように思えますが、結構怖い添加物です。
アメリカでごく一部認められている以外は完全に禁止されています。
LD50値という毒性の大きさが0.57g/Kgもあります。
この値は動物実験をしたときに50%が死に至ったときの割合で、毒性の指標に使われます。
一見すると大した値には思えませんが、毎日コンビニ弁当を食べ続けていると、それなりに危険であることがよくわかります。
もちろん、ある程度は排出されていきますが、それでも危険なことにかわりありません。
なにより、LD50値は50%も死んでしまう確率で、1%の確率で死ぬとなれば、もっと小さな値になります。
とくに腎臓に負担をかけやすい添加物で、腎障害を引き起こしやすくなります。