寒冷アレルギーの発症を防ぐための予防法とは? | 化学物質過敏症 runのブログ

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寒冷アレルギーの発症を防ぐための予防法とは?

冬になると寒冷アレルギーと思われるじんましんや鼻水に悩まされる・・・。「寒冷アレルギー」と呼ばれる不快な症状を起こさないためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか?

 

■「物理的刺激」を与えない

「寒冷アレルギー」と聞くと、アレルギー体質の一種のようですが、じつは本当の意味のアレルギーとは異なります。

 

アレルギーは、特定のアレルゲンに対して体内で抗体が作られ、免疫応答しておこる症状。

これに対し、寒冷アレルギーは寒冷という物理的な刺激によって臓器が反応しておこる症状です。

 

物理的刺激によって症状が起こるのなら、発症を防ぐために最も効果的なのは、刺激を体に与えないこと。

まずは寒冷刺激を受けないようにすることが大切です。

 

(例)

・全身に寒冷刺激を与える水泳は行わない
・冬の寒い日には暖かい服を着る
・マスクを着用する
・雪や氷に触れるときは、直接触れないよう手袋や靴下を重ね、防水に注意する。


■体を健康に保つ

さまざまなアレルギーが増える一方の現代社会。排気ガスや化学物質、化学製品に囲まれ、免疫系も混乱しやすい環境といえます。

寒冷アレルギーを含む物理的刺激に対し、体本来の持っている力を高め、バランスを整えることによって、抵抗力をつけることも大切です。

●スキンケア

皮膚は体の外側をぐるりと覆っているバリア機構。皮膚が荒れてバリアが崩れると、普段なら何でもない刺激が体の中に侵入し、強い刺激となることも。乾燥やかゆみのない健康的な肌を維持するためのスキンケアが重要です。

●精神を安定させる

長年の喘息に苦しんでいた人が、ヨガをはじめて呼吸法を習得したことによって喘息が治ってしまったという話があります。ま

た、アトピー性皮膚炎に苦しんでいた子どもが、ケンカばかりの両親の夫婦仲が改善してきたとたんに回復した例などもあります。

心がリラックスすることによって免疫が正しく働くようになることは良く知られています。

●食べ物に気を使う

「皮膚は臓器の鏡」と言われるくらい、体が健康でなければ健康な皮膚はありえません。

また、皮膚と同様に、粘膜も外部刺激から体を守る大切なバリア機構。バランスの取れた食生活を心がけ、間食やアルコールを控えるなど、体のなかから健康を作ることも症状の予防につながります。


●水分をとる

体内のおよそ60%が水分といわれ、水分は細胞内や血液中に含まれて循環しています。

人間が1日に外部から食事や飲料水として摂取する水分量は約2リットル。この量が少なくなると、循環が停滞しがちになります。

冬でも暖かい飲み物などで水分を補給することが、抵抗力UPには欠かせません。


いかがでしょうか。

冬になるとどうも寒冷アレルギーと思われる症状に悩まされる・・・という人は、寒冷刺激を取り込まないと同時に、刺激に強い体づくりを心がけてみると、効果があるかもしれません。