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香り続ける柔軟剤は危険?残香が体調不良を招く原因に!?

ますます厳しくなる酷暑の夏において、高残香性柔軟剤を用いた衣服からの香りが、周囲の人の体調を崩してしまう事例がいくつも発生しています。

これはもちろん香りの持続性が高い高残香性柔軟剤の使いすぎという側面もありますが、さらに大きな原因としてこの厳しすぎる暑さを忘れてはいけません。

 

香りとは揮発性の香り物質が拡散することで臭いとして人の嗅覚を刺激します。
この香りの揮発性に、酷暑の暑さが加わることで、瞬間的に揮発する香り物質の量が倍増し、瞬間的に嗅覚を刺激する香りが強くなりすぎることになってしまうのです。


■酷暑で香りが増加


1.暑さは香りを強く感じさせる
香りの強さは不変のものではなく、周囲の熱によってその強さや持続時間が異なってきます。
 暑さによって揮発性が増大することによって、人の嗅覚を刺激する香りの量が短期的に倍増することになるのです。


2.過剰な香りは逆効果
 幾ら良い香りといっても、それは適度な香りだからこそ、人は心地よく感じるのです。
 高残香性柔軟剤の香りも適量だから心地よく、過剰なまでに香りを付けてしまっては、人の嗅覚にダメージを与えるほど不快な臭いともなりかねません。


3.強すぎる香りで体調不良
 香りは嗅覚から脳にダイレクトに送られる信号です。この信号があまりに強すぎると、脳の働きが阻害され、めまいや気分が悪くなるなどの体調不良を招くリスクがあります。


4.化学物質過敏症
 特に、現代社会で氾濫する化学物質に過敏な反応を示す化学物質過敏症にとって、高残香性柔軟剤は煙草の臭いに並ぶほどの影響を与える可能性があるのです。

この高残香性柔軟剤に使われている香料はアントラニル酸メチル、ジヒドロキシジメチル安息香酸メチルなど多種類の化学物質を組み合わせた人工香料で、化学物質過敏症にとっては特につらい香りなのです。
それがこの暑さで倍増してしまったのですから、化学物質に弱い体質の人などに影響が出てしまったのでしょう。


runより:少し前に「無臭」「無添加」の柔軟剤が出て消費者センターへの検索ランキングも下がって良い兆候かと思いきや現在は臭いを抑える方向になってきています。

健常者で30cmなら我々は2m離れても臭いんだから無香路線に戻してほしいですね(´・ω・`)