母乳が出ない、ミルクを飲まない…授乳の相談と対処法まとめ | 化学物質過敏症 runのブログ

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母乳が出ない、ミルクを飲まない…授乳の相談と対処法まとめ!

赤ちゃんにとって、とても大切な授乳。

 「赤ちゃんがミルクを飲んでくれない」「母乳が出ない」「完母だけど、混合にするかミルクに移行するか迷う」...

赤ちゃんにニコチンの害を与えないために、「母乳に出なければ大丈夫」と思わずに、禁煙できるよう努力したいものですね。

 

授乳中のタバコ…禁煙したい!

出産後、忙しさやストレスを紛らわせたくてついつい喫煙。

周囲に相談したら「子どものためにすぐにやめなさい」「どうして禁煙できないの?」と叱られてしまう…そんなときはどうしたら良いのでしょうか?

ここでは、タバコをやめたい授乳期のママのための情報をまとめてみました。

 

喫煙をやめられない理由

タバコをやめられないというと、「意思の弱い人」「情けない人」と思われてしまいがちですが、タバコをやめられないのは気持ちのせいではありません。

やめられないのは、ニコチンが持つ高い依存性のせいです。

 

<他の依存性薬物との比較>

ニコチンは、コカインよりもヘロインよりも依存性が高いといわれています。

 

・依存のなりやすさ

ニコチン>ヘロイン>コカイン>アルコール>カフェイン

 

・使用中止困難

ニコチン=アルコール=コカイン=ヘロイン>カフェイン

 

・超過死亡

ニコチン>アルコール>コカイン=ヘロイン>カフェイン

 

「喫煙でストレスを発散できる」はカン違い?!

よく「禁煙するとストレスが溜まる」といいますが、喫煙でストレスが発散できていると感じているのは、ニコチン依存症状による勘違いです。

 

ニコチンの血中濃度が低下するとストレスを感じ、ニコチンを補給することによって快楽を得られます。

しかし、非喫煙者にはもともとないストレスを回復しているに過ぎず、非喫煙者より良好な精神状態になるわけではありません。

 

「育児のストレスをたばこが紛らわせてくれる」というのは、誤った認識であることを意識することが大切です。

 

若い喫煙者の増加が、低出生体重児の増加に影響

若年から喫煙を開始すればするほど、ニコチン依存度は高くなるといわれており、未成年からの喫煙は、成人後に禁煙したくても困難になるといわれています。

 

また、妊娠判明後も禁煙できず、妊娠経過中も喫煙を続ける女性は、10代で38%、20代前半で20%と年齢が若いほど多いとするデータがあります。

病児出産や低出生体重児の増加との因果関係があるといわれています。

 

授乳中のタバコ…禁煙する方法は?

禁煙したい!と思っても、簡単にはやめられないのが実際のところ。

どのように禁煙したらよいのでしょうか。

 

禁煙外来

ニコチン依存症は病気です。

気持ちの問題で解決できるものではありません。

 

禁煙を決心したら、禁煙外来を受診すると良いでしょう。

近年は、産婦人科で禁煙外来を行っているクリニックが増えています。

 

通常、妊娠・授乳期には禁煙補助剤を使用することができませんが、婦人科の禁煙外来ではニコチン依存症状を診断したうえで、必要に応じて禁煙補助剤を処方し、具体的な使い方を指導してくれることもあります。

 

自己判断での禁煙補助剤はキケン!

ガムタイプやシールタイプの禁煙補助剤の添付文書には、授乳中は使用しないよう記載されています。

これは、母乳中に成分が移行し、乳児の脈が速くなるなどの影響がでるためです。

 

喫煙以外の楽しみや、生活リズムをつくる

24時間続く慣れない子育ては、誰にとっても大変なもの。

タバコで気分を紛らわせたくなることもあるかも知れませんが、そこをぐっとこらえて、タバコ以外の方法で気分転換をはかりたいものです。

 

地域の子育て交流の場に出かけて友達を作ってみたり、タバコを買ったつもりで“つもり貯金”をして、おいしいものを食べたり洋服を買うなどしてみてはいかがでしょうか。

 

禁煙は、子どものためになるのはもちろんのこと、自分自身の健康のためにとても大切なことです。

妊娠をきっかけに、完全にタバコと縁を切れるようがんばっていきたいものですね。