書籍の紹介:もしも化学物質過敏症になってしまったら …それぞれの克服対策とは… | 化学物質過敏症 runのブログ

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もしも化学物質過敏症になってしまったら …それぞれの克服対策とは…

ISBN 978-4-86580-104-0 C0036
編著者 足立 和郎
執筆者 日野 美奈・秋山香菜子・吉本 敬光・山本 章一(仮名)・北里 恵子(仮名)・藤井 淑枝
発行 アットワークス/2015年8月発行
体裁 A5判・206頁・ソフトカバー
定価 本体1,800円+税

  


 


ニオイで苦しむ人に。化学物質過敏症かもしれないあなた。香料や芳香剤で困っていませんか? シックハウスで苦しんでいませんか?
 家庭や職場などに溢れる化学物質によって、化学物質過敏症を発症している被害者たち。
さまざまな困難をもたらす日常生活のなかで、命がけでまとめた体験記。
 

● 目次 ●

はじめに
化学物質過敏症を発症する人が増えている ~香害は公害です~ 足立 和郎
 早期発見と対策が重症化を防ぐ ~薬剤散布による化学物質過敏症体験~ 日野 美奈
 歯科治療と化学物質過敏症 ~命がけで生きた日々、そして今~ 秋山香菜子
 大黒柱の発症と改善策 ~世帯主のCS発症をどう乗り切るか~ 吉本 敬光
 田舎暮らしのCS体験記 ~職場の香害問題を問う~ 山本 章一(仮名)
 子どもの就学と化学物質過敏症 ~入学から卒業までを細かく解説~ 北里 恵子(仮名)
 CS発症後の対策と共同住宅の暮らし方 ~発症直後の方に向けて~ 藤井 淑枝
あとがき
資料 
読者コメント
 

 私が過敏症になってしまい、色々と対応に困っています。

私と同じように義親、主人に理解してもらえず、声を上げても問題児扱い。

他県から嫁に来ているので相談する人もなく、苦しい日々です。

色々な人の話を知れたり、医療機関が知れたことで良かった。

今出身地である高知病院受診を考えています。

このような本が書店にあれば良いのにと思っています。(40歳代)

 

・FaceBookの友達にCSの方がいたこと。
    

・自分が少年鑑別所に勤め上げ、脳障害の子どもの実態について理解していたこと。
    

・自分が脳梗塞を2回経験し高次脳機能障害者であったこと。
    

・覚せい剤・有機溶剤乱用の実態を知っていたこと。
このようなことを経験していなかったら、この本を買おうとはしなかっただろう。(60歳代)

 私は香料で苦しんでいますから、この本は本当に嬉しく有り難い内容でした。香料のはん濫は医療・介護の現場も同じです。

ヘルパーやケアマネの香料で、利用者は苦しんでいます。

高齢弱者の声は切り捨てられ、どんなに「香料をつけないで来てほしい」と言っても耳を貸さず、知らんぷりです。

世話になっている立場からの要望は勇気がいります。(70歳代)
 
 中日新聞夕刊(2015年10月24日)「ゆうかんさろん」