胆江日日新聞より
胆沢一小シックスクール医療関連助成「初診から10年」是非検討
市議会9月定例会の決算審査特別委員会(渡辺忠委員長)は8日、市教育委員会、協働まちづくり、会計課等の3部門を審査した。
市教委部門では09(平成21)年8月着工の胆沢第一小学校舎大規模改造工事中に児童が健康被害を引き起こした「シックスクール対策事業経費」の医療関連助成に関わり、交付要綱にある初診から「10年」の項目の取り扱いについて、市教委は「保護者とも十分に協議して検討する」と期間の延長も含めて今後の対応に触れた。
同事業経費の15年度決算額は約1040万円と前年度と同程度。
助成費は約9万6000円だった。
同小工事にシックスクール症候群などを発症した児童生徒5人に対し、▽医療関連助成▽各校設置空気清浄機借り上げ料▽学習対応支援員賃金など▽マスクや酸素ボンベ消耗品質▽総揮発性有機化合物(TVOC)濃度測定―――に充てている。
高橋政一氏(市民グループ)が、児童生徒に対する今後の対応方針を質問。
藤原佐知子教育部長は「発症児童生徒には通院の運賃などを支給している。
10年で打ち切っていいのかどうかもあり、子供の様子を見て保護者とも十分に協議して今後の方針を検討する」とした。
市の助成要綱の治癒規定項目には医師による治癒診断のほか、初診時から10年経過との項目があり、児童生徒の初診は改修工事の着工以降という。
阿部加代子氏(公明党)は市長の見解を求め、小沢昌記市長は「通常の生活が営まる事が何より望まれる。教育委員会でしっかり対応する方針であり、その状況を聞き取りしながら、今後の対応をあらためて協議していく」と考えを述べた
runより:色々おかしいと感じる記事です。
まず被害者側に何も言わずこんな話が出てきた事。
1040万円の内9万6000円しか被害者に使われていないのにまるで1040万円支給されたと誤解を招きかねない事。
決めるのは加害者で被害者の現状を無視している事など、いくらこれから協議されるとはいえ今のところおかしいとしか言い様がないですね(;´・ω・)