・http://www.jfma.org/msds/HCFC-123.pdf
代替冷媒の危険性
安全データシート(SDS)
作成
1993年 6月30日
最新改定
2015年 4月 1日
1.化学物質等及び情報提供者
化学物質等の名称
HCFC-123(フルオロカーボン-123、R-123)
情報提供者
名称
日本フルオロカーボン協会
住所
東京都文京区本郷2-40-17 本郷若井ビル
担当部門
環境・技術委員会
電話番号
03-5684-3372
FAX番号
03-5684-3373
2.危険有害性の要約
GHS分類
物理化学的危険性
:
分類対象外または 区分外
健康に対する有害性
急性毒性(経口)
:
区分外
急性毒性(経皮)
:
区分外
急性毒性(吸入; 蒸気)
:
区分外
皮膚腐食性・刺激性
:
区分外
眼に対する重篤な損傷性・眼刺激性
:
区分2B
呼吸器感作性
:
分類できない
皮膚感作性
:
区分外
生殖細胞変異原性
:
区分外
発がん性
:
分類できない
生殖毒性
:
区分外
特定標的臓器・全身毒性(単回暴露)
:
区分1(中枢神経、肝臓)
:
区分2(心臓)
特定標的臓器・全身毒性(反復暴露)
:
区分1(肝臓)
吸引性呼吸器有害性
:
分類できない
環境に対する有害性
水生環境有害性(急性)
:
区分3
水生環境有害性(慢性)
:
区分3
オゾン層有害性
:
区分1
絵表示またはシンボル
HCFC - 123 2015年4月1日 1/9
注意喚起語
・
危険
危険有害性情報
・
眼への刺激
・
中枢神経、肝臓の障害
・
心臓の障害のおそれ
・
長期または反復暴露による肝臓の障害
・
水生生物に有害
・
長期的影響により水生生物に有害
・
オゾン層の破壊により健康及び環境に有害
注意書き
【安全対策】
・
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
・
ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。
・
取扱い後はよく手を洗うこと。
・
環境への放出を避けること。
【応急措置】
・
眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを容易に
外せる場合には外して洗うこと。
・
ばく露又はその懸念がある場合、医師の診断、手当てを受けること。
・
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
・
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。
【保管】
・
施錠して保管すること。
【廃棄】
・
内容物や容器を、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務
委託すること。
3.組成、成分情報
:
単一製品
化学名
:
2,2-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロエタン
分子量
:
153
含有量
:
99.5 %以上
化学式
:
CHCl2CF3
官報公示整理番号
:
化審法 2-97
:
安衛法 化審法を準用
CAS No.
:
306-83-2
TSCA No.
:
登録あり
EINECS No.
:
206-190-3
4.応急措置
吸入した場合
・
直ちに新鮮な空気の場所に移し、毛布等で保温して安静にさせ、衣類を緩め、速やかに医師の手当てを受ける。呼吸が止っている場合、気道を確保したうえで人工呼吸を施し直ちに医師の手当てを受ける。
また、呼吸が弱い場合、もしくは人工呼吸が困難な状況の場合は、人工呼吸を行わず酸素吸入を施し直ちに医師の手当てを受ける。
runより:結局オゾン層破壊してるし( ̄_ ̄ i)