環境ホルモンとアトピー3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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環境ホルモンから身を守る2つの方法:その2

入浴や運動による発汗は、体脂肪に蓄積されている環境ホルモンを水に溶けやすい状態に変えて汗とともに体外に出す効果があります。


温泉・入浴

体の中から、老廃物を排出するのに適した泉質は、単純アルカリ泉とされています。硫黄泉は肌にも刺激が強いので、単純アルカリ泉で発汗を促しましょう。

高温の風呂につかると、交感神経が刺激されるので、体はリラックスできません。汗をかきますが、自律神経を緊張させてしまいます。

人それぞれですが、10~15分入るとじんわりと汗をかく程度のぬるめのお湯が効果的です。

副交感神経を刺激しながら、リラックスしたバスタイムを楽しみましょう。


サウナ

高温のサウナは自律神経を緊張させますが、低温サウナはリラックスした汗が出ます。

サウナ室で呼吸しても鼻が熱くない程度の60度くらいの室温が効果的です。15分入って15分休むのを1日に4~6回繰り返すと、体の解毒作用を高めることができます。


砂風呂

砂風呂は、砂の重みで体を締め付けることによって、体の機能を活性化します。

砂から出た時に圧迫が取れて、体がリラックスし大量に老廃物や毒素を排出する汗が出ます。


運動

運動による発汗も、体内の環境ホルモンの排出には有効です。

しかし体力に対して過激な運動は、体への負担が大きく、かえって老化を招くので注意しましょう。

環境ホルモン Q & A

食物繊維や水を飲んで、環境ホルモンを排泄できますか?


排泄することより、摂取しないことが大切

食物繊維は確かに体内への環境ホルモンの吸収を抑えます。

しかし、食物繊維も摂りすぎると、体に必要な栄養まで不足してしまいます。食物繊維は食物から自然に摂ることが望ましいでしょう。
また、栄養バランスのよい食事をすることが、体の代謝機能を活発に働かせ、毒素を排出しやすい体を作ります。

ゲルマニウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分を含んだ水は、環境ホルモン作用をもつカドミウム、水銀、鉛などの重金属類を排出する助けとなります。

食物中の天然ホルモン(大豆エストロゲン)は、食べても大丈夫ですか?


日本人なら大丈夫です

大豆エストロゲンに適応する能力が低い白人女性が、大豆を食べ続けると生理の停止などが現れることがあります。

しかし、日本人には大豆との長い歴史で培った大豆エストロゲンに対する適応力があるので、食べても安心です。

母乳にダイオキシンが含まれていると聞きましたが、母乳を飲ませても大丈夫でしょうか?粉ミルクに変えたほうがいいですか?


環境ホルモンを減らしながらの母乳育児がおすすめです

ダイオキシンは体内では脂肪に溶けて蓄積されています。

母乳の3.5%前後が脂肪分ですが、その中に母親の体内の環境ホルモンが濃縮されています。

しかし、母乳には生まれたばかりの子どもに必要な免疫物質や栄養もたくさん含まれています。

母乳のメリットとデメリットを天秤にかけると、母乳を飲ませたほうがいいのではないでしょうか。
母親としては、ダイオキシンに限らず、極力体内に環境ホルモンを溜めない生活を心がけ、少しでも環境ホルモンの母乳汚染を減らしましょう。

体脂肪を減らすことも、母乳への汚染を減らす方法のひとつです。

空気清浄機は環境ホルモンに有効ですか?


有効なものとそうでないものがあります

空気清浄器には3つのタイプがあります。

フィルター式のものはフィルターを設置する穴から環境ホルモンは抜け出てしまうので効果がありません。

電気分解式でホルムアルデヒドを分解するタイプのものは、ホルムアルデヒドを分解しますが、分解した物質も安全ではありません。

唯一、活性炭を使った吸着式のものだけが環境ホルモンに効果があるといえるでしょう。


最近は、空気清浄機もいろいろな機種が販売されています。

しかし、スパーク方式などのタイプで、分解しても化学物質として生体への影響が残っているのでは良くありませなん。


最近は、ネットでもいろいろな情報が入手できますから、メーカーが宣伝する機能が、実際に目的に即したものかどうかは、良く調べるようにしましょう。