-3:化学物質過敏症もしくは環境病患者 (EI) への職場環境整備案 (再掲載) | 化学物質過敏症 runのブログ

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診断と医学的条件

1. 医師の診断結果は?

症状や機能障害があっても、明確な診断結果が出ない場合があります。


化学物質複合刺激反応
シックハウス症候群
環境疾患
科学物質過敏症
嗅覚過敏症


2. 患者に見られる症状は?


頭痛
吐き気
呼吸困難
頭がぼうっとする
記憶障害
めまい
筋肉痛


3. 過敏症を起こすのは?


香料
クリーニング溶剤
溶剤
ペンキの匂い
殺虫剤


4. どのような場合に過敏症が起こるか?


肌に直接触れた場合
吸入した場合
経口摂取した場合


5. 患者の機能障害や職務遂行能力について、医師からの説明文書は出されているか?


6. 医師に禁止されている事項はあるか?

職業や職務に特有なこと


1. 職業および役職は?


事務員
肉体労働者
セー ルス
専門職
医療関係
教員など


2. どのような職務を受け持っており、機能障害によって困難になるのはどのような仕事か?


どのような職務を行っているのかについてはっきりとしたイメージを得るのに十分なだけの質問をする。

たとえば、利用可能な機器、実際に利用した機器、仕事のやり方など。


3. 普段、どのようにして職務をこなしているか?


どのように職務を行っているのかについてはっきりとしたイメージを得るのに十分なだけの質問をする。

たとえば、利用可能な機器、実際に利用した機器、仕事のやり方など。 どのように職務を行っているのかを知ることは、計画中の環境整備が現実的なものであるかどうか判断する上で必要。


4. 過敏症の原因を取り除いたり、より毒性の低いものに変更したりすることは可能か?


5. すでに実施済みの環境整備は (あれば) ?


6. 環境整備の効果は上がっているか?

効果が上がった、もしくは上がらなかった理由は?


7. 管理職職員や、場合によっては同僚職員への教育は必要か?


患者の職務に影響を与える機能障害などについての一般的な教育が、職場環境の改善につながることがある。

この場合、教育の内容を、機能障害患者を特定するために利用されないようにする。

多くの場合、機能障害への一般的理解の第一歩として教育を行うのが最善です。


環境整備に関する基本的な検討事項


空気清浄機を設置する。
屋外の空気に触れたり、薬を服用するための休憩を認める。
喫煙や香水の利用のない職場環境作りをする。
自宅勤務など、勤務場所の変更を検討する。
病状が悪化した場合には、勤務場所の変更を認める。
害虫駆除方法を、殺虫剤を利用しないものに変更する。
勤務中に人工呼吸マスクを着用することを認める。
患者の身体的負担を避けるために、コミュニケーションの方法を変更する。


考慮すべき環境機器


携帯式の空気清浄器
排 気ダクト用のフィルタ
窓を開ける
レスピレータマスク
個人用の空調
Borax およびBaking Sodaのような非毒性の清掃用品
機密性の高い個人専用オフィススペース
在宅オフィス
非毒性の事務用品
非毒性の建築材料
香水利用のない環境作り