・匂いが障がい児に及ぼした事例
私は発達障がいの子ども達の改善サポートを行っていますが、その中での「匂い」に反応した事例をご紹介したいと思います。
「漂白剤を使った日は1日中奇声がでる」「多動の子が新聞の折り込みチラシの匂いを嗅ぐと急におとなしくなり、倒れる」「蛍光色のTシャツを着ると多動になる」「柔軟剤を使った衣類を着ると目が合わなくなる」等があります。
それぞれ、何故問題行動を起こすかを調べた結果これらの「匂い」に反応していたことが判明しました。
化学的な「匂い」は脳への影響度がとても高く、言動や行動に影響がでるという事が確実に存在しています。
洗剤・柔軟剤、適切な量の使用を守って!
化学的な香料が脳に刺激を与える。といっても、体調不良を訴えたり、異常反応を起こしてしまうのは、一部の事例です。
今まで何の問題もなくいい匂いのする柔軟剤を使っているという方も、もちろん多数いることでしょう。
ただし、これだけは守ってほしい事があります。
それは、適正な使用量です。
もっと衣類に匂いを残したいとして、記載量の2倍を使っている方が4人に1人いるというデータがあります。
この行為は、適正以上の量を毎日少しずつでも摂取してしまうという事になり、体内に蓄積され続けて、結果的に子どもたちの身体に多大な影響を及ぼすことになりかねないのです。
私は、発達障がいの子ども達を指導する際には、危険な「匂い」を避けるよう、徹底的に指導しますが、健常な定型発達の子ども達にとっても、決して良いものではありません。
子ども達の身体と脳を守るためにも、柔軟剤の使用は記載量を必ず守るようにしましょう。
そして、もし化学物質が与える子どもへの影響が恐ろしいと感じるのであれば、天然成分の物、無香料の物を使用するよう心がけましょう。
子どもたちの健やかな未来のために、親ができる事を少しでも多く生活の中に取り入れて行けるといいですね。
runより:最近「無香料」を謳った柔軟剤が増えてきましたが香料なんて毒以外の何でもないのを入れていたのはメーカーなんですけどねぇ(´・ω・`)