3:【重要】化学物質過敏症・電磁波過敏症と思いこみ、決めつける前の確認事項 | 化学物質過敏症 runのブログ

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2.具体的な生活習慣の改善と心構え
(ワンポイントアドバイス~とにかくイラッとしない!)
1)「体調回復を目指して、生活習慣を変える!」と決めたなら、中途半端では体は解毒モードに入ってくれません。すべてお見通しですからね。
すべてお休みできて、24時間自分だけに使えるなら早いのですが、そうはいかないのが通常ですから、仕事や家事をしながらでもポイントをおさえて、休めるならば、事前に準備して1週間でもまとめて休みをとって解毒モードへ心と体をスイッチできるように、まず、入念な計画と準備をしましょう。

2)生活環境のオアシス化をはじめます。

化学物質や電磁波を極力減らした、心と体がリラックスして休める空間=寝室づくりです。
主に香料や塗装、接着剤など、人工的、刺激的なニオイがあり、気になるものをその部屋から無くします。もしくは、できるだけニオイの気にならない、大きめのポリ袋(ゴミ回収袋のようなもの)に入れてニオイの拡散を防ぎ、とりあえず、押し入れなどに仕舞います。
お布団と必要最低限の着替え、タオルなどだけにして、無駄な物はなくした上で、電磁波を発生させるものを減らします。
特に、コードレス電話、携帯電話、無線LAN は、できれば常時オフ、最悪でも午後10時から午前5時頃までオフになるように家族の協力も含めてお願いしたいところです。
この時間(午後10時から午前2時)は、人間にとって免疫をリセット、修復して、免疫向上のために必要な時間と言われていて、この時間に「真っ暗にして横になって頭と体を休めている状態」が過敏症回復の欠かせない重要なポイントの一つになります。


3)環境病の発症原因はもとより、症状について、また療養中の状態について、何をとっても家族や周辺の理解は無い!と考えるのが楽です。

理解ある家族や友人に恵まれたのなら、それは幸運であり、有り難いこととして感謝しましょう。
馬鹿にされたり、疑われたり、神経質?精神病と罵られることもあると思います。

耐えましょう。
言わしておけばいいんです。

どうあれ健康回復、体調改善することが目的で、究極の気づき、幸せへの一歩を踏み出す訳ですから、理解されないで当たり前。

これを機会に、心地良く無い人とは、付き合わずに、縁を切るくらいの気持ちで、自己治癒のために向き合いましょう。
どうあれ、情報が増えたとはいえ、発症者以外、誰にもその感覚、辛さは理解されないものとして、とにかく協力を求めてお願いする姿勢でいきましょう。
一番の協力が必要な点は、日々の食べ物、飲み物、食事で、体(&血液)を掃除して、必要なビタミン、ミネラルを吸収、排毒できるように、まず1週間かけて解毒モードにスイッチすることです。

4)食事は、動物性食品を絶つことをお勧めしています。

例えば、お肉やお魚、乳製品、卵などです。
動物の脂を使ったカレーやシチュールウ、マヨネーズなどの調味料もできれば避けます。
さらに気をつけたいのは、体温を低下させる化学調味料、人工甘味料です。これらは食品ではなく麻薬系ですので、すぐに捨てて、自然塩ときび糖や甜菜糖など、自然なものに取り替えます。

家族のためにもです。
動物性食品を絶つ理由は、過敏症発症原因を考えればわかるように、有害な化学物質や重金属は、筋肉と脂肪に溜まり、血液にも含まれて身体中を巡って内臓にダメージを与えます。
動物も同様に、普段食べている肉や脂肪、卵、乳製品(乳は白い血液)に化学物質や重金属が溜まっており、さらに、1日も早く食べるために、多量の成長促進剤、抗生物質、女性ホルモン剤などが含まれています。
溜まった化学物質や重金属を排毒しようとしても、それ以上に日々、食べていては、体が解毒モードに入れない、というのが大きな理由です。

ずっと食べるな、とは言いません。

せめて、まずは体調回復するまでの3ヶ月から半年でいいんです。

入るより、出すほうを優先する気持ちで、頑張りましょう。
5)さらに、可能であれば外食(ファーストフード、ファミレスレベル)、コンビニ&スーパーマーケットの惣菜や弁当、インスタント食品、市販の清涼飲料やお菓子類を避けるようにします。
理由は、材料が極めて安価、粗悪なものが多く、農薬、添加物、化学物質まみれだからです。
心と体が喜ばないものを極力食べない、飲まない。
「玄米or 雑穀ご飯+具だくさんのお味噌汁と漬け物」の自炊、お弁当、そしてお水やお茶のシンプルな生活です。

1週間でスイッチを入れるために、まずは、節食モードへと心を入れ替えます。

6)おなかがグ~と鳴ったら、その時が「解毒の時」だと、喜んで、がまんして、血液に体のお掃除をしてもらいます。
空腹時にしか解毒作業ができません。

いつも満腹、お腹がすけば、時間がくれば食べてきた結果、病気になった訳ですから、今回だけは、ちょっと我慢が必要です。
グ~と鳴ってから、せめて1時間程度は、水やお茶でしのいで、せっせと解毒しましょう。
キャンプ村では1日2食へと節食するのは、このためです。
自宅療養で3食だとしても、1食は軽くおそばやおにぎりなど軽食、間食程度にしましょう。
「空腹を怖がらないこと」「空腹時を喜ぶこと」へと心を入れ替えます。

7)状況によりますが、1~2週間の間に、便通が良くなり、食欲の低下、体調の悪化のような、いわゆる好転反応が起こり始めます。
解毒モードに入った合図です。

空腹時には血液中に筋肉や脂肪から引き出された有害物質が巡り、イライラしたり、攻撃的になったり、酸性化した症状もでます。
ビタミンC やカルシウム&マグネシウムなど、アルカリ性へシフトしてくれるビタミン&ミネラルのサプリメントを補給し始めます。

また、水分不足にならず、スムーズに解毒をすすめるように、冷たくないお水(ミネラルウォーター)を定期的に少しずつ補給します。
8)お風呂で体を清潔に保ちます。解毒モード時は、大便、小便のみならず、皮膚、呼吸、咳、痰、涙、あか、ふけ、脱毛、爪、月経、どんなものも活用して、排毒をしてくれます。
その分、汗も衣服も呼吸もケミカルになりがちですから、常に清潔に保ちましょう。
特に女性は、月経というダイレクトに排毒する機能がありますので、それを最大限に活用します。
生理用品は、市販品のケミカルなものを避けて、オーガニックコットン製の布ナプキンや紙ナプキンを入手したほうが、生理痛も不快な症状もおさまって、解毒も早いです。
石けん類は、体にやさしい「無添加、無香料の石けん」にします。(シャボン玉石けんなど)一般のスーパーでもインターネット、自然食品店など入手できます。
頭、体、すべてを石けん1個で洗えますが、注意したいのは、これまで使ってきた一般的な合成洗剤や化粧品は、特に髪の毛や顔に、ワックス(シリコン)コーティングしてしまうことで、サラサラ、ツルツルした状態を維持させており、それは、使い続ける(依存させる)ことが大きな目的で、髪、地肌の安全性は度外視です。

だから、荒れて、傷むのです。
それが、無添加石けんに変えた時点で、シリコンコーティングがはがれ始め、本来の皮脂や髪の油分が回復、再生するまでの1ヶ月程度は、キシキシ、ゴワゴワ、ザラザラという状態になります。
これも、皮に溜まった毒(経皮毒)の解毒にとって、重要なポイントなのですが、荒れた肌や髪に我慢できずに、また合成洗剤へ逆戻り、化学物質漬けの生活に戻る方が少なくありません。
石けん生活にして、半年もすれば、化粧水すらいらない、つっぱらない肌が再生され、皮脂によって守られ、髪も石けんだけでもサラサラになるで、頑張りどころ、ツッパリどころです。本気度が試されます。
皮膚の再生中は、椿油や馬油(ソンバーユ)、有機のオリーブオイルやグレープシードオイル、亜麻仁油(高品質の食用油)などで、油分を足してしのいでいきましょう。


runより:キャンプ村の考えなのですが・・・残念ながら固定観念が強いのでやり方を押し付けてしまい栄養失調になった患者も存在すると私の耳に入っています。

しかし基本的な考えは正しいので個人差を尊重すればバッド・ニュースが入る事は無くなるでしょうね。

崇高な事業ですが失敗が許される訳ではありません、思想と外れた患者は悪化するので恨まれる事も考えねばいけないと思います。