http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000027/27689/20130307kankyoushou.pdf
・平成26 年2月25~27 日のPM2.5 の濃度上昇について
<PM2.5 濃度の状況と注意喚起の発令状況>
・2月25 日から27 日にかけて、日本各地でPM2.5 濃度の上昇が観測された。
・北陸地方や西日本を中心に、25 日は1県、26 日は10 府県、27 日も1県で注意喚起がなされた。
・注意喚起が実施された自治体の中で、期間中に最も高い日平均値が観測されたのは
2月26 日の亀田局(新潟県)で96μg/m3(速報値)だった。
表1 注意喚起実施自治体に関する情報
<PM2.5 濃度上昇の要因>
今回の濃度上昇は、総合的に判断すると、大陸からの越境汚染と都市汚染の影響が複合している可能性が高いと考えている。
(判断理由)
①日本海側の地域を中心に広域的に高濃度が観測された。
②日本海の離島(佐渡島、隠岐島、対馬)でも濃度上昇が確認され、新潟では大陸からの空気塊の流れも予測されていた。
③PM2.5 のシミュレーション結果でも、北東アジアにおける広域的な汚染の一部
が日本に及んでいた。
④一方で、日本の中心部を東進した移動性高気圧の影響により、都市汚染も含め
て大気汚染物質が滞留しやすい状況にあった。
最も濃度が高かった測定局
(参考)
:注意喚起を実施し、日平均値も70μg/m3 を超過した自治体
:注意喚起を実施したが、日平均値が70μg/m3 を超過しなかった自治体