線維筋痛症の症状である痛み…どれくらいの痛みなの? | 化学物質過敏症 runのブログ

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線維筋痛症の症状である痛み…どれくらいの痛みなの?
線維筋痛症は単体では自費診療になってしまうこと、臨床検査で異常が出ないことから見逃されがちなことなどの特徴を持っている『あらゆる場所の痛み』を伴う病気です。

線維筋痛症の基本的な症状である痛みはどれくらいなのかを見てみます。

●痛みのスコアは関節リウマチよりも高い

同じように痛みを伴う病気に関節リウマチがありますが、線維筋痛症の痛みは関節リウマチよりも強い痛みということが研究によって明らかになりました。

これは、東京医科大学八王子医療センターの岡寛氏の研究によるものです。

この研究は45例の関節リウマチと161例の線維筋痛症の痛み度、痛みを評価するスケールの比較を行ったものです。

痛みを測る機器による測定を行ったところ、関節リウマチの痛みで最も多いのは0-199の痛みです(数字が高いほど痛い)。

一方で線維筋痛症では500-999が最も多かったのです。

骨折の痛みが1000ですので、線維筋痛症は場合によっては骨折レベルの痛みということになります。

●痛みから精神障害を起こすことも…

線維筋痛症の誤診に多いのが精神障害です。

なぜかというと痛みがひどいストレスになってパニック障害や不安障害を起こすケースがあるからです。

そのため、表面に出ている精神的な症状だけを切り取ってパニック障害・全般性不安障害などの診断が下されることもあります。

つまり、線維筋痛症の痛みはパニックや慢性的な憂鬱感を引き起こすものとも言えます。

線維筋痛症による痛みではあちこちが痛すぎて眠れない、起き上がれない、痛みから逃れようと自殺を図るケースまであると言われています。

3カ月以上体に痛みを感じているのであれば線維筋痛症を疑って、専門医にかかることをおすすめします。

(参考:MeijiSeikaファルマ株式会社線維筋痛症のひろば http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/fmnavi/ask/doctor1.html )