タバコは吸う人より周りの人の方が危ない。 | 化学物質過敏症 runのブログ

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https://www.ehealthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-018.html
主流煙(しゅりゅうえん)

たばこを吸う際に発生する煙のうち、喫煙者が口から直接吸い込む煙のこと。

喫煙時にたばこそのものを通って直接口に入ってくる白色の煙のことをいいます。
これに対し、たばこの先端から立ちのぼる煙を副流煙といいます。

燃焼温度の違いから主流煙と副流煙の組成は若干異なっています。
フィルターを通った煙は粒子成分と気相成分(ガス成分)に分けられます。

粒子成分には主にニコチンやタールなどが含まれ、気相成分には一酸化炭素・一酸化窒素・アンモニア・ホルムアルデヒドなどの刺激性物質、ニトロサミンやベンゼンなどの発がん物質、その他毒性を持つ物質が多数含まれています。

主流煙はフィルターを通って酸性になっているため、副流煙より刺激が少なくなっていますが、もちろんこれらの有害成分は含まれています。



副流煙(ふくりゅうえん)

たばこを吸う際に発生する煙のうち、たばこの先端の燃焼部分から立ち上る煙のこと。

たばこの煙は、喫煙者の口を通して吸い込まれるものを主流煙と呼び、先端の点火部分から立ち上る煙を副流煙と呼びます。

副流煙は主流煙よりも有害成分が多く含まれていることが分かっています。主流煙はフィルターを通って酸性になり、いくぶん刺激も少なくなっていますが、副流煙は燃焼温度が低く十分な酸素が供給されないため不完全燃焼になりやすく、またフィルターを通っていないため有害成分の濃度が高くなります。

ニコチンやタールで数倍、アンモニアに至っては数十倍にもなるといわれています。

発がん性物質も副流煙の方が多いことが分かっています。

受動喫煙で主に問題にされるのはこの副流煙ですが、周囲の人が吸い込む煙には喫煙者が一旦吸い込んで吐き出した煙も含まれています。

これは呼出煙と呼ばれます。


runより:主流煙は酸性ですが副流煙はアルカリ性だと聞いた事があります。

こうなると対処が難しいですね。