宮田先生電磁波過敏症講演2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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電磁波による影響についての実験


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 例えばこういういろいろな実験がたくさんあります。
915MHzでネズミの脳の血液関門-脳に血液内の物質がそのまま通ると脳がおかしくなってしまいますので、血液関門によって脳に絶対に通らないようになっているわけです-それが広がってしまって、分子量約6万のアルブミンさえ通るようになる。
たんぱく質がすいすい通れば、それと一緒に水もすいすい通り、頭が浮腫様になる。
頭が浮腫を起こせば当然頭痛が出る。当然といえば当然なのです。
 で、こういうことがはっきりしてきますと、今度は普通の業者さんはすぐ考え出しまして、電磁波をかけると血液と脳の関門が広がるのだったら、そこに脳に入りにくい薬を微粒子にしてそのまま脳に叩き込むという、こういう怖い発想になってきます。
まあ、なかなか私たちの知恵というのは猿知恵ですので、こんなものだと思いますが、電磁波の影響で脳には非常にいろいろな物が影響します。
これが一つの証拠になります。

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それから、酸化的ストレスから体の老化や病気の原因が出てきますが、50Hzでもグルタチオンが減る。
こういう、いろんな問題がいっぱいありますね。

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 電磁波を浴びますと、アポトーシス-細胞の自然死ですね-これがどんどん増加する。
携帯電話から発生する900MHzの電磁波でも、十分にこういうことになる。
先程言った酸化的ストレスは、ビタミンEとかCで予防できる可能性もありますが、こういうアポトーシスがどんどん進むということは、電磁波が老化やいろいろなことを促進することを意味します。


 一番やっかいなのは、電磁波でカルシウム代謝が乱れることです。カルシウムは、体の中の
細胞のメッセージをいろいろ伝えるものですから、これが乱れると体の細胞の機能がいろいろ乱れてきます。
これが他のいろいろなことにも影響します。
 また、NMDA受容器というものの問題が出ますけれども、また後でお話します。