・http://toutsu.jp/pain/senikintsu.html
線維筋痛症に対する多面的アプローチ
薬物療法
従来のいわゆる非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDsなど)は効果が認められないケースがあり、最近では、神経障害性疼痛治療薬が線維筋痛症の痛みの軽減に効果がある薬剤として使用されています。
また抗うつ薬の中には、線維筋痛症の痛みをコントロールする作用を有するものもあります※。
さらに、 痛みで眠れない患者さんのために、睡眠導入剤や睡眠薬を使用することもあります。
薬物療法については、医師の指導下で行うことが必須となります。
※日本では現在申請中であり、まだ線維筋痛症には効能取得しておりません。
(2015年1月現在)
運動療法
自分にあった定期的な運動(ストレッチ、腹式呼吸、太極拳など)を行います。運動により血行が改善し、筋肉の代謝が促されます。
また、運動は痛みを調整する物質を増やすといわれています。
認知行動療法
痛みについての誤った認識を改善させる「認知療法」と、日常生活の正しい行動を学習させる「行動療法」を組み合わせたものです。
当面の問題解決に際して、効果的な対処法の習得を目的とした心理療法のひとつで、有効性が示されています。
心理療法
精神医学の専門家によるカウンセリングを行います。線維筋痛症には、かなり心理的・社会的ストレス要因が関係しているといわれており、その要因を探って、感情的な側面や性格的特性に対してアプローチします。
温熱療法
温水シャワーや温水プール、入浴、熱いお湯で湿らせたタオルをあてるなど、痛みのあるところを温めます。
runより:線維筋痛症は神経と脳の病気と考えられます。
その為温める方が痛みが楽になりますが温めて痛い所が出てきたら化学物質過敏症への入り口と考えていいと思います。