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原因不明の体調不良は化学物質化敏症を疑え!
石川哲、宮田幹夫著
日本でも約1割の人が化学物質過敏症と考えられます。
しかし極めて微量な化学物質による健康障害のため、
他の病名を付けられた人や、かなりの潜在患者・予備軍がいると思われます。
NHKラジオ深夜便、化学物質過敏症の<日野美奈さん闘いの日々>
化学物質過敏症患者は周囲の人に理解されないことから、精神的に追い詰められるケースが多いと言います。
治療できる病院もなく医者もわかってくれない。
あるいは、医者から精神的なものだと罵声を浴びせられたと言うケースもあるようです。
気のせい、精神的な病気だと決めつけられるのは辛いことです。
世の中に散乱している化学物質の数々…微量な化学物質からも逃げ惑う日々です。
「望まない引きこもり人生」を強いられている場合もあります。
日野さんは東京に上京し、北里病院研究所でりっぱな化学物質過敏症だと診断されたそうです。
診断結果を聞いてガッカリするどころか、病名が分かってホッとしたといいます。
頭痛や吐き気等のアレルギー症状を起こさせる化学物質は、室内空気の中にも存在しているのです。
環境汚染の海の中で暮らす現代人は、私も?あなたも?と疑ってみる必要があります。
住宅が高気密化した今、換気に関心をもたず換気の知識がないまま新築したら失敗 しただけでは済みません。
しかし、これから新築するお客様のほとんどが、高気密高断熱の家(省エネ住宅)に住んだことがないのです。
アメリカの住宅の三軒に一軒は、何らかのシックハウス症候群を抱えているといいます。
化学物質過敏症患者は100万人以上だと言われ、潜在患者はさらに増え続けているそうです。
そのうちの70%が女性。
家屋は換気が最重要課題です。
人間の肺を空気清浄機として使用しないでください!
消臭剤・防虫剤・芳香剤も化学物質として働くので十分注意するようにして下さい。
特に寝室は長時間密室になりやすいので、出来るだけ換気を考えてください。
人は1 日に約 20 キログラム近くの空気を取り込みます。
(ドラム缶50本の量)そして肝臓を通って解毒される食物と異なり、肺から吸収された化学物質は直接血液に溶け込みます。
また一部の化学物質は臭神経を通って直接脳にも運ばれます。
子供の脳を蝕む白蟻薬剤などの記事にもあるように、
化学物質は直接脳にも影響するのです。