食品添加物次亜塩素酸ナトリウムに含まれる臭素酸の食品残留性に関する研究 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・食品添加物次亜塩素酸ナトリウムに含まれる臭素酸の食品残留性に関する研究

群馬大学大学院保健学研究科 横田あずさ, 輿石一郎


市販のカット野菜は次亜塩素酸殺菌処理を施されている。

本研究では、次亜塩素酸処理されたカット野菜に残留する発がん性物質臭素酸の残留性について定量評価した。

測定装置としてテトラメチルベンジジンを発色試薬とするポストカラム誘導体化HPLCを確立した。

肉、魚、野菜に関しては、10%ホモジネートを試料とする前処理法を確立した。

しかしながら、市販のカット野菜に残留する臭素酸を測定するには、さらに定量下限を下げる必要があった。

そこで、ホモジネートの代わりに野菜のしぼり汁を試料とすることで、定量下限0.1 ng/g of wet weightを達成することが可能となった。

本法を市販のカットレタス(調理後2日目)に応用したところ、残留臭素酸濃度を測定することができた。


runより:次亜塩素酸殺菌処理はかなり多くの食品に使われているので測定して減らしてほしいですね。