「好転反応」等といわれても、健康被害が出たら利用を一旦中止しましょう!2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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4)消費者事故等の事例
【事例1】化粧品を購入し、使用していたら、ニキビが出たり、痒みや痛みも出てきた。
販売員に症状を訴えたが、「大丈夫、良い化粧品だからニキビが出る。

今はデトックス効果で悪いものがでている」等言われ、信用して使い続けた。しかし症状が改善されず、医師の診察を受けたら、化粧品負けが原因と言われ、薬を処方された。
(事故発生年月:平成25 年11 月、20 歳代女性)

【事例2】CMでアトピーでも使用できる、アレルギー学会でも承認されているという内容を見て化粧品を使用したところ、肌がボロボロ剥がれてきたので、業者に相談したところ、好転反応と言われたためそのまま使用を継続した。何か月経っても症状が治まらず毛穴が開いた状態になった。

さすがにおかしいと思い、皮膚科を受診したところ、かぶれによる発疹と言われた。(事故発生年月:平成26 年4月、50 歳代女性)

【事例3】電話で勧誘があった化粧品店に行き、高価な化粧品を買ったが、しばらく使うと発疹が出た。

店舗に電話すると「最初は悪いものが出ているので、そういうこともある」と言われた。

その言葉を信用して更に使い続けたところ発疹が悪化した。使用をやめると1週間でだいぶ治まってきた。
(事故発生年月:平成26 年6月、50 歳代女性)

【事例4】ネットワークビジネスを通じて購入したダイエットのための健康食品を飲んだら、おう吐とめまいを感じたので、購入した会員に相談すると「3~4か月間飲み続けると結果が出る。好転反応だ」と言われた。

その後も飲み続けたら、むくみ始め寝込んでしまった。

(事故発生年月:平成26 年6月、50 歳代女性)

【事例5】知人に勧められた健康食品を飲んでいたが、身体に湿疹ができた。知人に伝えると「身体から悪いものが出ているので、そのまま飲み続けるように」と指示された。

しかし治るどころか湿疹は顔まで広がり全身に及んだ。

病院で診察を受けたところ、原因は健康食品によるアレルギーと言われ、飲むのを止めたら治まってきた。

(事故発生年月:平成26 年7月、50 歳代女性)

【事例6】以前から続いている耳鳴りが治るのではとの思いから、電位治療器の無料体験に通い、その後購入した。

使用すると指先に痒みを感じ、担当者に症状を伝えると、「好転反応だから使用し続けて」と言われた。

その後1週間使用し、症状は指先から体中へ広がり使用を止めた。体調不良に困っている。
(事故発生年月:平成24 年4月、70 歳代男性)

3.消費者の皆様へ
(1)新しく美容・健康商品等を利用する際は体調変化に注意し、健康被害が発生した場合は利用を一旦中止して、医師に相談しましょう。
新しく美容・健康商品等を利用した際に不快な症状が発生した場合、当該商品やサービスによる健康被害を疑いましょう。

また、原因不明の症状が出た場合は、それら美容・健康商品等の利用を一旦中止して医師に相談しましょう。

(2)健康被害が出ている際は事業者等の「好転反応」、「毒素が出ている」等の説明をうのみにしない。
これらの説明を事業者等が行う場合は、利用を継続させるためのセールストークである場合もあります。

症状が出ている際は事業者等の説明をうのみにしてはいけません。
美容・健康商品等と関連のない身近な人、消費者センターや医師に早めに相談しましょう。

本件に関する問合せ先
消費者庁消費者安全課
河岡 中川 辻野
TEL:03(3507)9137(直通)
FAX:03(3507)9290
ウェブサイト:http://www.caa.go.jp


runより:こういう事があるから好転反応という言葉が馬鹿にされるんだよなぁ。