「さあ、仕事だ!」と思ったら「毒の霧」=中国 | 化学物質過敏症 runのブログ

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国慶節・秋の大型連休明ける・・・リフレッシュ十分「さあ、仕事だ!」と思ったら「毒の霧」=中国
2014-10-09 10:47

 中国では、1日の国慶節(建国記念日)に伴う秋の大型連休が7日まで続いた。多くの人にとって仕事始めとなった8日、北京市を中心とする華北地方や陝西省などは深刻な大気汚染に見舞われた。

大気中のPM2.5などと呼ばれる微粒子の増加で、「毒の霧」などと呼ばれる現象だ。中国新聞社が報じた。

 大気中の微粒子であるPM2.5の濃度が高まったのは、北京市、河北省、河南省、天津市と陝西省西安市など。

北京市では35カ所で大気汚染を観測しているが、機器の故障のためデータを取れなかった1カ所を除き、19カ所が「極めて深刻な汚染」、15カ所が「深刻な汚染」状態となった。

大部分の観測地点で空気1立方メートルのPM2.5が250マイクログラムを超えた。

 北京市を中心にする深刻な大気汚染は11日までは続くとみられている。山東省でも大気汚染が派生した。

 陝西省でも、深刻な大気汚染が発生した。同省西安市は13カ所で大気汚染の観測を行っているが、1カ所を除きPM10の値が空気1立方メートルあたり160マイクログラムを超えた。

 8日夜には、皆既月食が発生した。

月が地球の影に入る現象で、実際には地球の大気で屈折した太陽光が月に到達するので、地球から観測すると暗く赤い月が見える。

中国では「紅月亮(ホン・ユエリァン)」と呼ばれ、北京市でも天文ファンらが楽しみにしていたが、上空を漂うPM2.5で、月はぼんやりとした姿になったという。(編集担当:如月隼人)