論文等には「化学物質過敏症患者はアレルギーが憎悪する」くらいしか触れられていないのですが実際はもっとヒドイんじゃないかな?
吹角先生と最初に問診した時「化学物質過敏症患者はね、何かしら食物アレルギーを持っているんだよ」と北陸から来た患者さんが大豆アレルギーで味噌に反応していたというお話をしてくれました。
翌週2度目の診察、吹角先生は血液検査結果無しには診断をしません、こういう所もポイントが高いですね。
結果・・・クラス3に杉とヤケヒヒョウダニのみ。
あるぇ~?(´・3・`)という先生の表情は今でも忘れませんwww
「喫煙者で食物アレルギー無しで臭いにしか反応しない?こりゃ珍しいね」と笑ってましたがまだ薬物耐性もあるのですが(^^:)
診断はシックハウス症候群(化学物質過敏症)事実上化学物質過敏症という診断でした、今は書き方が違うと思うけど。
さて、1年後・・・まず血液検査をして翌週訪問。
クラス0に卵、乳製品が出てきました、2年後ラテックス、塩ビもクラス0で発生。
クラス0とはいえ無かった物が次々と出てきました、クラス0と無いとでは大違い。
そう、食物アレルギーが発生したんです、これにはさすがに驚きました。
憎悪どころか発生してる・・・これは元々アレルギーがある方はアレルギーマーチを起こす可能性大だと感じました。
初診から5年近くなりますが未だにアレルギーらしい物はないのですがCRP値から見て常にどこか炎症を起こしていると想像できます。
しかし膠原病、自己免疫疾患、リウマチの可能性は三重大学から派遣さている医師に否定されました、「ああ、やっぱりそうですか。化学物質過敏症だとこういう事になりやすいですね」と返答。
「じゃ君何しに来たの?」といらだち気味に医師が言うので「確認しないと化学物質過敏症の仕業だと分からないじゃないですか」と即答、医師は黙りました。
何か起きているのは間違いないけど証拠が無いってのも困りますね。
(;´・ω・)