化学物質と日常の生活 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:未来の子どもたちのために
http://home-yasupapa.pya.jp/index.html

・化学物質と日常の生活

1. 私たちは化学物質と暮らしている!
 世界は化学物質でできている?
 
 科学的には世の中の物質は全て「化学物質」でできていると言えます。
 しかしここでは、人の手で精製、合成される人工化学物質のことを指すことにしましょ う。
 今日の私たちの便利で快適な暮らしはそのような化学物質によって支えられています。
 気づかないかもしれませんが、衣食住のあらゆる場面で使われてお り、結果的に水や空気と同様に地球上のあらゆる所で化学物質の存在が確認されています。
 
2. 大量生産 大量消費 大量廃棄
 未来にもおよぶ問題
 
 私たちはオゾン層の破壊や地球温暖化の問題を通じて、人間活動の影響力の大きさを知らされました。
 化学物質の多くは化石燃料をはじめとする天然資源を原材料に製造されます。それらの生産、消費、廃棄は将来的にも増大する一方です。
 地球は有限であり、いつまでも続かないことは明白ですが、そうなる前に私たちの健康や環境が持ちこたえられないでしょう。

膨大な化学物質の負の遺産を次世代に引き渡すことは許されません。
 
3. 川から海へ、生き物から生き物へ
 地球上のいたるところに!
 
 里山からメダカやドジョウ、ホタルなどの小動物が消え、それらを餌とするトキやカワウソも見かけなくなりました。

 陸地から遠く離れた公海のカツオやアホウドリ、クジラ類、ホッキョクグマなどの体内に高濃度の有害化学物質汚染がみられます。

 生態系に何が起きているのでしょうか?
 このままでは「沈黙の地球」となるかもしれません。
 人間が環境に捨てた汚染物質は食物連鎖を通じ濃縮され、まわり回って人間に戻ってくることもあるのです。
 
4. あなたも、私も おなかの子にも
 世代をこえた汚染
 
 血液や母乳の検査によって、一般の人が多数の有害化学物質に汚染されていることがわかってきました。

本人が一度も使ったり、触れたりしたことのない化学物質も検出されています。
 また、汚染はおなかの胎児にまで及んでいます。
 無事にこの世に生まれても、母乳を介してさらに有害化学物質が取り込まれることも心配されています。
 
5. 安全を確かめるのは国、企業、それとも私たちの体?
 いったい、どれだけの化学物質が?

 今日世界で使われている化学物質は10万種ともいわれますが、その大半は人や環境に対する安全性が十分確かめられていません。

  安全性試験には多額の費用と時間を要し、国が一つ一つ調査する従来のやり方では何百年もかかります。
 日本においても同様な状況にあり、安全かどうかわからないまま製造や使用を許している現在の化学物質政策は早急に見直しが必要です。
  私たちや子どもたち自身を、実験台にするわけにはいきません。