未規制物質による室内汚染の現状 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・出典:東京都健康安全研究センター環境保健部環境衛生研究科
http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html


・未規制物質による室内汚染の現状

 最近(2010年)のシックハウスについて調査を行ったところ、その原因は従来のホルムアルデヒド等の指針値設定物質に代わり新たに使用されるようになった未規制物質が主な原因であった。

そのため、近年の論文データを用いて未規制物質の曝露量評価を行った。

 2005年~2010年に報告された室内空気に関する論文より、新築の建築物から検出され、最大値が400 μg/m3を超えた主な未規制物質について、最小影響濃度(Lowest Concentration of Interest:LCI)を基準として評価を行った。

その結果、濃度最大値/LCI比が最も大きかったのは、フェノール(33.6)、次いで2-(2-ブトキシエトキシ)エタノール(14.4)、α-ピネン(12.6)の順であった。

 近年、新築の建築物における指針値設定物質の濃度は低下したが、現在でも未規制物質によるシックハウスは発生しており、これらのリスク低減のためには、未規制物質を含めた化学物質総量の低減化に向けた対策が必要と考えられた。


runより:これが大問題!建築業者は規制を守っているから大丈夫だと言う。

しかし実態は別の化学物質によりシックハウス症候群になる人が増えた。

化学物質の代わりに化学物質を使っても有害では結果が同じという事ですね。