Rich Text Area.body {font-size: 12px; line-height: 1.5;}/* No Hidden CSS *//* No Extra CSS */訳注1誤った肯定(false positive)「早期警告からの遅ればせの教訓:予防原則 1896-2000」 欧州環境庁編 5章 アスベスト:魔法の鉱物から悪魔の鉱物へ (安間 武 訳)http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/precautionary/late_lessons/5_asbestos.html
現在の科学では"誤った肯定"(false positive)を犯すまいとする姿勢が強い(このため逆に"誤った否定"〈false negative〉を犯すことが多くなる)が、この傾向から離れて、2種類の誤りがバランス良く生じる方向に転換させることにつながるだろう。 このことにより、後で安全だとわかるかもしれない物質または行為を制限するコストが発生する機会が増大するであろう。しかしながら、アスベストの例は、"誤った肯定"の発生〔たとえばグラスファイバーを発がん性ありとした判断〕と"誤った否定"の発生〔たとえばアスベスト疾患を否定したこと〕との間に、倫理的に受入れ可能で経済効率的なバランスがあれば、社会が全体として利益を得るということを強く示唆している。
訳注2
欧州環境庁(EEA)2013年1月 レイト・レッスンズ II 2. 予防原則と誤った警報-教訓 (概要編)
Steffen Foss Hansen and Joel A. Tickner (安間 武 訳)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/precautionary/LL_II/02_False_alarms_summary.html