おじいちゃん、証拠?それとも予防? 2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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初期の社会的なパニックが誇張されたが、どの様な過剰反応もすぐにコントロールされた。88のリスクのうち(マグロ、PCBs、トリクロルエチレンのような)約3分の1が、すぐに真のリスクであることが示された。もう少し多くのものはまだ不確実-陪審員は外(協議中)-であり、他の物質は規制されていなかったので該当しなかった。したがって環境的な脅威への過剰反応は、明白に一般的な出来事ではない。しかし、最近の Lancet Neurology(ランセット神経学)の記事で提案されたように、もし脳汚染化学物質の規制がもっと強化されれば、ある取り組みは方向を間違えるというリスクがあり得るであろう。それは支払う価値があるであろうか?

 化学産業界はランセットの記事を支持しないようである。米国化学工業協会(ACC)は、最近のプレスリリースで、ランセット報告書は、”これらの重要な問題の先進的な理解の信頼性と有用性を損なういくつかの重大な欠陥を持つ”と主張した。その声明はまた、その記事の”主張は真の科学的理解の促進のために何の役にもたたず、混乱と不安をあおるだけである”と述べている。
結構なことだが十分か? 米国化学工業協会(ACC)によれば、我々は必要な証拠を持つにはほど遠い。”報告書は、暴露と有害性の強さの基本的な原理を無視している。言い換えれば、著者らは、化学物質がどのように使用されるのか、子どもたちは実際にそれらに暴露するのか、どの程度そしてどのくらいの期間暴露するのか、というような重要な要素をについて軽視している”。この様にして米国化学工業協会(ACC)は、化学的脳汚染が数百万の子どもたちに影響を与えているということ、及び既知の12の脳汚染物質が暴露した子どもたちの脳の発達にダメージを与えることが知られていることについて真剣に認識していない。