相変わらずつづく家庭内の化学製品による事故(再掲) | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典;化学物質問題市民研究会
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平成22年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告
相変わらずつづく家庭内の化学製品による事故


 昨年末、厚労省は「平成22年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」を発表しました。

毎年年末に発表される報告は、皮膚科(皮膚障害 8病院)、小児科(誤飲事故 7病院)と(財)日本中毒情報センター(吸入事故)が協力して行われています。

報告の概要は

 ・皮膚障害は、装飾品(金属製)が38件と最も多く報告されました。
 ・小児の誤飲事故は、タバコが130件と32年連続で最も多く報告されました。
 ・吸入事故等は、殺虫剤が252件、洗浄剤が156件報告されました。

と、例年と同じ傾向が見られましたが、内容を少し詳しく紹介したいと思います。

■全体の概要
 平成22年度に報告された事例の件数は、合計1,480件(前年度1,523件)でした。

  図 報告件数年度推移(平成12年度~平成22年度)


 全体数はあまり変わらず、吸引事故が増加、小児誤飲事故は減少(小児数が減少しているので、単純には比較できない)、皮膚障害は横ばいであることがわかります。