とある化学物質過敏症患者さんがrun同様酷評したtogetterです、『化学物質過敏症は臨床環境医によってつくられた「医原病」だと思う』には全く関係無いと思われる「とある化学物質過敏症患者さん」ですが今でも不調を訴えています。
NATROMの言い分で効果が示したのは「何故か納得した」だけです。
それなのにNATROM大賞賛は不自然過ぎます、以下togetterの内容。
・togetter
http://togetter.com/li/517251
NATROM氏の主張『化学物質過敏症は臨床環境医によってつくられた「医原病」だと思う』への批判
ぜひ多くの人に読んでいただき、「化学物質過敏症」とは何か、NATROM氏の主張は正しいのか、考えていただきたいと思います。
本文の前に、ひと通り資料をご参照いただければ幸いです。
情報が多いため、何度か読みなおしていただけると、より理解が深まるかと思います。
特に問題なのは、「医原病」発言、恣意的な例、NATROM氏が推測だけで臨床環境医学について語っている点、最初の頃は「負荷試験の結果がネガディブであれば、心因性であると証明される」と言っていました
。最後の方にはテストに有意差がでなくても、「もちろん病気の否定にはなりません。」と言ってる所に注目してください。
そもそも、まだ疾病概念が定まってない段階なのに、負荷試験の結果がポジティブじゃなかったら「心因性」の根拠となる、という判断は、医学者としておかしくないですか?研究者でもないですし。
また、巻末の「杉並病(化学物質過敏症)」認定をめぐる経緯も同時にご参照下さい。
by momomo_ensemble
まとめ
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はじめに、現在の化学物質過敏症の認識・研究
臨床環境医学・毒性学において「化学物質過敏症とシックハウス症候群」どちらも、揮発性有機化合物(VOC)等の影響があるとされています。
なお、「"化学物質"過敏症」という名称が、誤解を産むとされているので「本態性環境不耐症」とも呼ばれています。現在の診断方法は、自律神経の検査の他、かなり長いアンケートへの記述と、臨床環境医の問診です。
回復のため、反応するVOC(避けにくいのが柔軟剤などの合成香料、タバコ、農薬あたり)を避ける事が、最も重要とされております。
その他、グルタチオン、ビタミンC、自律神経を改善する(運動・長めの入浴等)が有効的であるとされています。
VOCを避けるため、活性炭マスク・防毒マスクをつけている患者さんが多いです。2009年に、正式に病名登録されています。http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061501000460.html
化学物質過敏症について(概要・化学物質過敏症支援センター資料)
化学物質過敏症について(千葉県)
http://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/alle-nan/kagakubusshitsu.html
南オーストラリア州 多種化学物質過敏症(MCS) 病院ガイドライン
シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000ax9a.html#shingi25
化学物質過敏症患者の日常生活における化学物質曝露と健康影響に関する研究(東京大学 柳澤教授チームの研究)
健康的な学習環境を確保するために
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000323v0-att/2r9852000003240v.pdf
毒性学の今日的意義:高感受性群を視野に入れた検討
(化学物質過敏症という名称はないですが、VOCが低濃度でも有害性があるとする資料です。)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ws74-att/2r9852000002wsc9.pdf
シックハウス症候群の病態解明に関する研究成果(二重盲検法以外の検証)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000323v0-att/2r985200000323zy.pdf
Chemical sensitivity: pathophysiology or pathopsychology?
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23642291
Multiple Chemical Sensitivity: identifying key research needs(オーストラリア政府のレポート)
http://www.nicnas.gov.au/Current_Issues/MCS/MCS_Final_Report_Nov_2010_PDF.pdf
スーパークールビズ・環境省に対しての、反農薬東京グループの要望と質問
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ladymine/kiji/cool130602.txt
日本臨床環境医学会