・NATROM 2014/01/17 23:54
通りすがりさん(2014/01/17 17:28)の
>薬疹か薬物過敏症の可能性もあると思います、どちらも化学物質過敏症と併発しやすい物です。
>一部の病院ではそういう既存の対処法で投薬して悪化させる事があります、そういう方は一定期間化学物質を遮断するのが最適です
という主張は、化学物質過敏症と診断されることのデメリットを明確に示しています。
疾患概念も診断基準もあやふやなままに化学物質過敏症と診断されることは、本来必要である薬物療法を行えなくなるがゆえに、患者さんの不利益になっていることはたびたび指摘されています。
通りすがりさんの発言はきわめて無責任と言わざるを得ません。
>anan1477様が仰っていますが以前は確かに専門医は儲からないという事で誰もやりたがらなかったのですが保険が使いやすくなり安易に投薬を行う医師が増えたのは事実です。
>但しやはり儲かる訳ではありません、設備投資は倍掛かります。
北里の先生方は(能力に難があったとは言え)金儲けのために化学物質過敏症の診療・研究を行ったわけではないと私はみなしています。
しかしながら、自費診療でエビデンスの明確でない治療を提供した一部の開業医が存在したことは指摘しておきます。
また、「保険が使いやすくなり」というのは意味不明です。
おそらくは2009年の病名登録( http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090617#p1 )のことを仰っておられるのでしょうが、別に2009年以前であってもレセプト病名をつければ「気分が悪いといえば安定剤を頭が痛いと言えば鎮痛剤」という処方は保険診療内で可能です。
というか、2009年の病名登録以後であっても「気分が悪いといえば安定剤を頭が痛いと言えば鎮痛剤」という処方をするならばレセプト病名をつけなければレセプトを切られるでしょう。
通りすがりさんは、保険診療の仕組みをご存知ないがゆえに誤解なさっていると思われます。
>とはいえ化学物質過敏症ならやはり専門医にかかるべきでしょう、他の医者だと投薬が多くなり薬物過敏症になった場合取り返しがつかなくなる事も多いです。
積極的に化学物質過敏症という病名をつける医師は避けた方がいいと、私は考えています。科学的思考能力に難がある可能性が高いです。
しかし、「自分は化学物質過敏症である」「自分は化学物質に過敏である」と主張する患者さんを化学物質過敏症患者として扱う医師はこの限りではありません(「化学物質過敏症担当医」であればこういう患者さんが集まるだろう)。
【臨床環境医学の問題点を重々承知の上で裁量権の範囲内で「化学物質過敏症」という病名をつける医師がいてもおかしくありません】と以前述べました。Narrative based Medicineとかに関連する話になります。
>anan1477様がNATROM氏以外の方も、コメントを、できれば御遠慮下さい。
>と書いてあるので返信無用と書いてあるのに外野からとは空気を読んで下さい。
「返答無用と書いてあるから空気を読め」といった論法で批判を抑制する論法はここでは推奨されません。
さらに言うなら体調不良を理由に他人のコメントを抑制する論法も推奨されません。
体調不良であるなら、「コメントをご遠慮ください」ではなく、自身がネットから距離を取る(たとえば24時間はネットを見ない)という方法を選択してください。
部分的なやりとりをするとぐちゃぐちゃして意味不明な状態になるのが嫌なら、自身がまず部分的なコメントしないように。
このような論法が許されると、言いたいことを言いたいだけ言って「返答無用。空気読め。
ごちゃごちゃするから反論は遠慮しろ」などと反論を抑制することを認めることになります。
体調不良の人への配慮は、コメントを遠慮することではなく、返答を急かさない・返答を要求しないという方法で行ってください。
また、体調不良の方は無理に返答しなくてもかまいません。
通りすがりさん(2014/01/17 17:28)は、今後反論するのであれば、「通りすがり」ではなく、判別しやすい、他人と区別可能な別のハンドルネームをつけるように。
「通りすがり」ならその名の通り、通りすがるように。
runより:もう日本語がメチャクチャじゃないですか?
通りすがりと通過は違うんですが?
とある化学物質過敏症患者さんに向けて通りすがりさんが書いたコメントを消して一方的にブツブツ言っても比較しようが無いと思うのですが?
だからNATROMは汚いんだと思う、自分の都合しか考えていない。
ちなみにタチオン処方は対症療法では出せないですよ、本来の使い方と違うのでレセプトには化学物質過敏症と書かれます。
適当な事ばかりNATROMは言いますね。