http://d.hatena.ne.jp/NATROM/00131123#c
0013-11-23 「化学物質過敏症って心因症なの?」に対するお返事。
NATROM 2014/01/12 22:44
natobus さんに質問です。
1)natobusさんはrunさんでしょうか?
2)natobusさんはrunさんではないとしましょう。
これまでrunさんはコメント禁止と言われながら何度も書き込みしています。もはや単なる荒らしです。
化学物質過敏症の患者さんからすら、CS患者のイメージがよけいに悪くなってしまった、などと言われています。
natobusさんは、こうしたrunさんの行為についていかがお考えですか?
3)natobusさんはrunさんであるなら、書き込み禁止です。
しかしながら、もしこれまでの荒らし行為をrunさんが謝罪をするならば、書き込み禁止処置を解除してもいいですが、いかがでしょうか。
「ブロックは意味無いと何度書いたら理解できるのでしょうか?」などと書いているところからみて、natobusさんはrunさんであるようですが、念のために聞いておきます。
普通はコメント禁止というレッドカードは何度かやり取りしてから出しますが、これまでの経過を考えればnatobusさんが上記に答えなかった時点でコメント禁止にいたします。
NATROM 2014/01/12 22:47
本来であればanan1477さんに先にお返事をするべきではあるのですが、放置しておけばコメント欄が荒らされるのでこちらを先に対応いたしました。申し訳ありません。
>1 ■人工物に多く反応する理由
>理由は簡単です。人類の生物淘汰の結果、昔から日本に存在する天然毒に耐えられるDNAのみ生き残っている。それから精製され過ぎたものに反応し易いという特徴があります。お香に関しては香料に反応し易い人はもちろん天然のお香には反応しません。私個人は有機塩素は全く反応しませんし、ホルムアルデヒドは大学の解剖の時にしか反応しませんでした。反応する濃度がかなり高いです。なので天然物を燃やして生じるホルムアルデヒドには十分耐えられます。
このような主張が化学物質過敏症の疾患概念自体の怪しさを示しています。たとえば「きわめて低濃度(8~40 ppb)のホルムアルデヒドにCS患者は反応する」と臨床環境医は主張します。この主張が正しいのなら、「日本に存在する天然毒に耐えられるDNAのみ生き残っている」という主張も「天然物を燃やして生じるホルムアルデヒドには十分耐えられます」という主張も誤りです。
なお、化学物質過敏症の疾患概念に親和的な論者による「CS患者が天然物には反応しがたい点をもって化学物質過敏症の疾患概念に懐疑的な意見があるが誤りです。CS患者は天然物にも反応する」と意見があります。上記引用した主張はその意見への反論の根拠になるでしょう。
>2 ■プラセボ効果
>各個人の反応がプラセボ効果かそうでないかを憶測で決めるのが、そもそも非科学的。あなたの反応はプラセボ効果とすぐニセ科学批判者は言いますが、プラセボ効果はある一定の割合で起こるものであり、誰がプラセボ効果で誰がプラセボ効果でないかは、ネットで文章を多少かわしただけの人間には解りません。
用語の使い方が不適切です。ノセボ効果というほうがより適切でしょう。ある反応がノセボ効果でないと判断するのは確かに難しいですが、特定の状況下ではたやすく判断できます。たとえば二重盲検下においてプラセボ負荷(これも厳密には用語が適切ではないが厚生労働省の報告に従う)に反応したらそれはノセボ反応です。あるいは、能動喫煙では症状が生じないのに受動喫煙で症状が生じるのはノセボ反応です。
一方で、ある反応がノセボ効果でないと判断するのも困難です。にも関わらず、患者の多くおよびごく一部の医師が、ノセボ効果でないと確信しています。これが化学物質過敏症という疾患の問題点の一つです。
>3 ■無題
>超微量の化学物質に反応するのはごく一部の重症患者と発症直後等かなり過敏になっている時等限られたものです。
>「常に超微量の化学物質に反応する」とはどの臨床環境医も言った事は無い。
「常に超微量の化学物質に反応する」とは言っていませんね。むしろ、暴露する化学物質が多いと「マスキング」されて症状が出なかったり、クリーンルームに入ると「離脱症状」で症状が生じたりするとすら臨床環境医は言っています。つまり化学物質の暴露量と症状に関係があってなくても説明がつくわけですが、そもそも化学物質の暴露量と症状に無関係だからこそ、こうした現象が起こると考えるほうが自然です。
そうした臨床環境医も、マスキング除去をして二重盲検下負荷試験を行えば化学物質過敏症の診断が最終的に証明されると主張します。つまりマスキング除去によって全員ではないせよ診断が可能なぐらいには「超微量の化学物質に反応する」と言ったわけです。実際にはプラセボ負荷と有意差はなかったのですが。
>確かに以前は負荷テスト、二重盲検法での確立を目指してましたが現在は脳の反応等に切り替えています。
>そもそも二重盲検法に使う試薬が本当に反応する物質だったのかも完全には指定出来ないのが実情。
>いつまでも昔の事ばかり言ってんじゃねえよ。
脳の反応をみても症状が微量の化学物質によるものかの判断は不可能です。たとえば「心因性に症状が出る人の脳の反応」を見ているだけかもしれません。負荷テストに使われた物質が真に原因物質であったという問いは正当ですが、もし原因物質でなかったとしたら、これまで臨床環境医の指導が多くが不適切であったになるだけです。というのも、臨床環境医は丁寧な問診等にて原因物質が(100%確かではないせよかなりの確度をもって)推定できると信じており、その推定に基づいて化学物質からの回避を指導していたわけです。その推定がまったくあてにならないのなら、無用な化学物質からの回避を指導していたわけで、その責任は大きいと言わざるを得ません。
>嘘言うんじゃありません、臨床環境医達がホメオパシーを使っていると何度か書いてますね。
>レイ医師を評価していても日本ではホメオパシーは臨床環境医は行いません。
具体的に、日本の臨床環境医がホメオパシーを使っているとどこで私が書いたのか指摘してください。
>普通の人はそう考えるでしょうが我々患者は自然物にも反応します。
>除虫菊、キンモクセイ。お香等しっかり反応しますよ。
「昔から日本に存在する天然毒に耐えられるDNAのみ生き残っている」のではなかったので?自然物にも反応するCS患者さんがいらっしゃるのは把握しています。とはいえ、「天然毒に耐えられるDNAのみ生き残っている」など考えている人が一定数いるからこそ「無農薬で育てた植物が原料、かつ天然成分100%無添加のお香」は売られているのではないですか?
?では何故自律神経症状や免疫異常が起こるんですか?
?化学物質過敏症が心因性でない事の最も大きな理由なのですが?
何度も言いましたが、症状誘発が心因性であるかもしれない(少なくとも微量の化学物質であるという証明はなされていない)というのが私の主張であって、自律神経症状や免疫異常がないとは言っていません。自律神経症状や免疫異常を有する人は、そうでない人と比較すれば、心因性の症状誘発がされやすいというのは別に不思議なことではありません。自律神経症状や免疫異常は別の疾患でも起こりえますし、あるいは大量の化学物質の暴露でも起こりえます。以前、「化学物質過敏症の(症状誘発ではなく)発症が化学物質曝露と関連していてもそれほど不思議ではないと私は考える」と述べました。
>苦痛は疑ってないとしても何の救いにもならないどころか傷つけていますね。
>せめて代替案を示してほしい。
代替案がなければ批判をしてはならないという意見は不当です。たとえば末期がん患者に根拠のないインチキ医療を勧めている医療者を批判したとして、その医療者を信じている患者は傷つくでしょうし、「代替案を示せ」と言うでしょう。だからといって、インチキ医療を批判してはならないというのは不当です。
それはそれとして、化学物質過敏症についての代替案はすでに示しています(たとえば http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130716#c1377943627
)。
>そんなのがあるなら早く紹介して下さい。
すでに紹介しました( http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130716#20130716f6 )。
?私も認知行動療法で奏功した例があるとなとろむ氏がツイッターに書いたのを読んだ記憶があるので、認知行動療法がどのように行われてソースが何であるか知りたいですね。ところで認知行動療法が必要とされる化学物質過敏症患者は全患者の何割でしょう。
ソースは上記しています。どうやらどこかの掲示板かコメント欄のコピーのようですが、そこでコメントをされている方々は、私のブログを十分によく読まれていないようですね。
runより:NATROMは日本語が通じないみたいですね。
>嘘言うんじゃありません、臨床環境医達がホメオパシーを使っていると何度か書いてますね。
>レイ医師を評価していても日本ではホメオパシーは臨床環境医は行いません。
という言葉は「臨床環境医達」がキーワードなのに日本ではやったと誰が言いましたか?ですってwww
「臨床環境医達」という言葉使いが問題だと言わないと分らんのかねこの自称内科医は(-""-;)