平成24年度保存料及び着色料の摂取量調査の結果について | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:公益財団法人 日本食品研究振興財団
http://www.ffcr.or.jp/

http://www.ffcr.or.jp/zaidan/FFCRHOME.nsf/pages/PDF/$FILE/DI-studyH24.pdf
報告資料11
平成24年度マーケットバスケット方式による保存料及び着色料の摂取量調査の結果について

【目的】
これまで、マーケットバスケット方式により食品添加物の一日摂取量調査を実施し、我が国における食品添加物の摂取実態
を明らかにする取組について、指定添加物を中心に行ってきている。
平成24年度は、10種類の保存料及び14種類の着色料の一日摂取量調査を行った。

具体的には、保存料は安息香酸1、ソルビン酸2、デヒドロ酢酸ナトリウム、二酸化硫黄3、パラオキシ安息香酸エステル類(5品目)4及びプロピオン酸5、着色料はノルビキシン及びビキシン6、食用タール色素(12品目)7を対象とし、加工食品群による摂取量調査を実施した。

【方法】
調査に参加した地方衛生研究所5機関(札幌市衛生研究所、仙台市衛生研究所、香川県環境保健研究センター、長崎市保健
環境試験所及び沖縄県衛生環境研究所)及び国立医薬品食品衛生研究所において、それぞれ、マーケットバスケット方式調査用加工食品群(以下「混合群」という。

1群(調味嗜好飲料)、2群(穀類)、3群(いも類・豆類・種実類)、4群(魚介類・肉類・卵類)、5群(油脂類・乳類)、6群(砂糖類・菓子類)、7群(果実類・野菜類・海藻類))試料を調製した。

上記6機関で、上記の食品添加物について混合群ごとの含有量を測定し、それぞれの喫食量を乗じ、一日摂取量を算出した。
混合群の調製は、平成22年度委託事業「食品摂取頻度・摂取量調査の特別集計業務報告書」(独立行政法人 国立健康・栄養
研究所)の結果に基づいて作成した、加工食品群別年齢階級別の食品喫食量リストに基づき実施した。


runより:【マーケット・バスケット方式 market basket】

本来は買物籠という意味であるが,これに方式の語が付された場合は,一定の生活を営むために必要な生活用品やサービスの量を,たとえばパン130g,牛肉100gなどのように個々に決定し,これを購入価格に換算・合計し生活費を算定する方法をさす。

この方法が標記の名称で呼ばれるようになったのは,個人がマーケットで生活用品を買物籠に入れるのに似ているということからである。

マーケット・バスケット方式は,生活用品やサービスの量を生活科学の知識に基づいて積み上げる理論生計費方式の部類に属しており,有名なものとしてB.S.ラウントリーの作成した貧困線がある。


等色々な解釈があるのですが購入された食品から添加物、着色料が1人当たりの摂取量を計測した・・・と考えています。