その7:第4部:化学物質過敏症に関する情報収集、解析調査報告書 | 化学物質過敏症 runのブログ

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3) 文部科学省調査
文部科学省では、いわゆるシックハウス症候群に関して、原因となる化学物質の室内濃度指針値を厚生労働省が示したことを受け、学校における室内化学物質濃度の実態を把握することにより、「学校環境衛生の基準」の見直しに向けた参考として、全国各地の小中学校50 校に対して主な化学物質の校舎内外における濃度測定を行った。

築年数別都道府県別調査対象校の一覧を表-4.2.9 に、調査結果の一覧を表-4.2.10 に示す。
スチレン以外については、厚生労働省指針値を超えた箇所は見られず、クロルピリホス、ダイアジノンについてはいずれも全ての値が定量下限値を下回った。

スチレンの最大値で1箇所において厚生労働省指針値を超過した値が見られたが、これは同調査結果をまとめた「学校における室内空気中化学物質に関する実態調査」(平成16 年2月、文部科学省)によれば、授業でスチレンを含んだ樹脂を使用したための影響を受けたものと考えられる、としている。
表-4.2.9 築年数別都府県別調査対象校一覧


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表-4.2.10 学校における室内空気中化学物質調査結果一覧

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